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2025年3月29日(土)

佐藤 侃太朗(4年・CTB)

「今までで一番」

 

副将になったことで変わったことはありますか。また、チームにとってどのような副将になりたいですか。

 副将になり、周囲のことを気にかけて行動する場面が増えました。グラウンドでの練習姿勢に大きな変化はありませんが、日常の些細な場面での規律や態度の部分に関しては、副将になってから意識的に声掛けをするようにしています。

 目指すべき副将像としては、プレーでチームを勢いづける存在となることです。3年間、関東大学対抗戦で培ってきた経験を活かし、常に身体を張り続ける副将を目指します。また、主将の白石(白石和輝・4年)が頼りになりすぎるので、白石頼みにならないようにしたいです。同じ副将の大上(大上翔・4年)のことも少しは頼りにしつつ、3人で最高のチームを作り上げていきます。

 

1年次からCTBとしてチームを牽引されてきましたが、CTBというポジションの魅力を教えてください。

 CTBはBKの中でもコンタクトの多いポジションで、コンタクトが好きな自分に合っていると思います。

 また、背番号の「12」という数字が個人的には好きです。ラグビーを始めたころからつけてきた番号なので、愛着があります。13番も経験してきましたが、やはり「12」には特別な思いがありますね。

 

チームとして、また個人としての今後の課題を教えてください。

 チームとしての課題は、他責思考な選手が多い点です。日頃の練習はもちろんのことですが、グラウンドをはじめとする練習環境にも失敗の原因をこじつける選手が多いように感じます。実際に、練習環境が最高水準で整っているとは言えませんが、与えられた環境の下で最低限の規則は守るべきだと思います。周囲に対して文句を言うのではなく、自分自身にベクトルを向ける必要がある選手が多くいます。

 個人としての課題は、怪我をしないことです。昨年は、春季大会中に怪我をして1か月間リハビリメンバーとして過ごしました。今期は怪我をしない身体作りに励みたいです。

 

期待している後輩はいますか。

 謙心(森謙心・2年)と究平(天羽究平・3年)です。

 謙心は、怪我が多くリハビリメンバーとして過ごす時間が長かったので、一緒に練習したことがあまりないです。スキルレベルが高い選手なので、早く一緒に試合に出たいと思っています。

 究平は、昨シーズン中にCTBを組んでいた時期があり、非常にプレーしやすかったのを覚えています。また、普段はもの静かな性格で、自ら行動を起こすことは少ないですが、究平のアクション1つでチームの雰囲気は大きく変わると思っています。

 

刺激を受ける同期はいますか。

 大斗(渡辺大斗・4年)、あづき(川俣あづき・4年)、夢果(本間夢果・4年)です。

 大斗の、試合でも練習でも身体を張り続ける姿を見て、いつも刺激をもらっています。また、怪我が多くリハビリメンバーとして過ごす時間もありますが、彼はその度に強くなって帰ってきます。愚直にラグビーと向き合うその姿勢は、全選手のお手本だと思います。

 あづきと夢果は、各役職の同期がいない中でも4年生らしく下級生を引っ張る姿が印象的です。風通しのよい環境づくりに奔走する2人を見て、頼もしさを感じます。

 

目標としている人はいますか。

 源さん(守源・令和5年卒)、匠海さん(太田匠海・令和6年卒)、龍さん(安食龍之介・令和7年卒)です。

 源さんは、ラグビーはもちろん私生活でも大変お世話になっている先輩です。ラグビープレイヤーとしても、人としても、全ての面で尊敬しています。

 匠海さんは、いつも冷静で周りに決して流されない、自分の軸を確立されている方です。自分も匠海さんのような、常に冷静沈着な人になれるよう精進します。

 龍さんからは、ボールキャリーもタックルもパスもキックも、ラグビーに必要な全てを学びました。いつまでもあの大きな背中を追いかけ続けます。

 

大学で印象に残った試合を教えてください。

 2年次の関東大学対抗戦の慶應義塾大学戦です。終始優位に試合を展開することができましたが、最後の最後にトライを許して負けた試合です。結果論ですが、この試合で勝ち切っていれば大学選手権出場の目標を達成していたという意味でも、非常に悔しかったのを覚えています。自分自身、怪我で途中交代してしまい、最後までグラウンドに立てなかったという点でも、悔しさの残る試合でした。

 

今年度のスローガンは「変わる、変える。」ですが、チームとして変わっていきたいこと、個人として変えていきたいことを教えてください。

 チームとしては、他責思考の考え方を改善していきたいと考えています。特にグラウンド外での行動で、主体的に動けるチームへと変えていきたいです。部室の清掃や備品の管理など、チームとして決められている最低限のルールを守ることの重要性を強く感じており、私自身が常に大切にしていることの1つです。グラウンド外での当たり前を徹底することが、対抗戦4勝へのスタートラインだと思っています。

 個人としては、怪我なくグラウンドに立ち続けることが求められていると感じます。昨年は、膝の怪我で1か月程度チームから離脱した期間があったので、今年は1日たりとも怪我で離脱することがないよう、日頃から怪我予防に努めます。

 

大学ラグビーラストシーズンへ向けて意気込みを教えてください。

 まずは今年度のチーム目標である、「対抗戦4勝」を成し遂げたいです。大きな挑戦ではありますが、チーム一丸となり日々努力を重ねます。

 また、同期全員で笑って終わりたいです。同期が誰一人怪我することなく、富士見総合グラウンドで共に練習をして、最後には4勝を達成し、笑顔で終わることが目標です。

 

最後に、HPをご覧の皆様へ一言お願いします。

 HPをご覧の皆様、平素より立教大学体育会ラグビー部へのご支援・ご声援を賜り、ありがとうございます。目標の達成に向け、チーム一丸となって日々の練習に励んで参ります。今後とも、ご支援・ご声援の程よろしくお願いいたします。

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