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2025年3月28日(金)

白石和輝(4年・LO)

「ぶるな、らしく」

 

主将になった心境を教えてください。

 ワクワクと楽しみが一番大きいです。國學院栃木高校時代に主将を務めていましたが、頭痛で寝られない毎日が続くほど、今までの人生の中で1番苦しい期間でした。しかし、3年が経ち最高学年になるとまたやりたいと思えるような、刺激的で魅力的な役職でもあります。そういった役職を大学でもう一度務めさせてもらえるということに対して、ワクワクと楽しみという気持ちです。

 

理想のリーダー像を教えてください。

 結果を出すことがすべてだと思っています。結果を出したリーダーが良いリーダーです。当然、学生スポーツなので、良い結果とは勝利だけではありません。リーダーとして、勝利はもちろん、多くの人に愛されるクラブを目指します。プロセスにもこだわりつつ、結果を追求する1年間にしていきたいです。

 

スローガンの「変わる、変える。」に込められた思いを教えてください。

 変化を求めて挑戦することは、成果を出すうえでとても重要なことだと思います。しかし一方で、最も難しいことだとも思っています。だからこそ、このようにスローガンとして掲げることによって、口だけではなく、しっかり自分たちが変化していくのだということを行動で示していけるようにしました。

 

副将の佐藤侃太朗さん、大上翔さん、主務の斉藤空来さんについて教えてください。

 侃太朗(佐藤侃太朗・4年)は、1年生の頃から試合に出場していて、ラグビー選手としてリスペクトしています。一人の選手であるだけでなく、チーム全体を巻き込んでいく姿を楽しみにしています。

大上(大上翔・4年)は、パッションとエナジーの面でチームにとってすごくプラスになる存在だと思います。チームのみんながきついときに、大上がどのように刺激を与えてくれるのか、すごく楽しみです。

副将という役職は難しい立場だと思っていますが、主将の私とは異なる視点から、副将の2人だからこそ生み出せる価値を発揮してくれることに期待しています。

主務の空来(斉藤空来・4年)は、空来にしかできない方法でチームを運営し、影響を出していってほしいです。空来が主務を務めるからこそ、私も主将に挑戦しようと思えました。

 

現在主将として大切にしていることはありますか。

 一人一人との信頼構築を重要視しています。高校時代は約100人の部員が寮生活をしていたため、いろいろな場面でコミュニケーションをとれていました。しかし、立教大学は寮生活ではないため、一緒に過ごす時間が少ないです。富士見グラウンドで過ごす一人一人との時間を大切にしていきたいと考えています。

 

刺激を受ける選手を教えてください。

 後輩も含め、バックファイブの選手全員です。現在バックファイブは良い選手が多く、一人一人強みがあり、良さを持っています。そんな個性豊かなみんなと一緒に練習やトレーニングする時間がとても刺激的で楽しいです。ポジション争いが激しいですが、毎日がすごく楽しいです。

 

期待する後輩を教えてください。

 一維(青代一維・3年)、謙心(森謙心・2年)、長井(長井遼太朗・2年)です。

長いリハビリ期間の中で思い通りにいかないことがあるとは思いますが、土屋さん(土屋篤生・アスレティックトレーナー)と新関さん(新関駿弥・アスレティックトレーナー)を信じて毎日コツコツと、その日出来ることを積み上げていってほしいです。私はもうリハビリには戻らないと決めたので、グラウンドで待っています。

 

ラグビーをしていて好きな瞬間を教えてください。

 勝った瞬間です。トレーニングや練習がきついので正直ラグビー自体は嫌いになりそうな時もあります。しかし、やはり勝利はとてもうれしく、勝利のためなら、どんなにきつくても頑張ることができます。

 

今までで一番印象に残っている試合を教えてください。

 立教大学時代の試合ではないのですが、高校3年生時の全国高等学校ラグビーフットボール大会2回戦の松山聖稜高校戦です。私は脳震盪で途中欠場となってしまいました。その試合ですごく悔しい思いをしたからこそ、大学でもう一度ラグビーをしています。そして、あのような悔しい思いを二度としないという気持ちでトレーニングや練習に取り組んでいます。

 

大学ラグビー最後の一年への意気込みを教えてください。

 私はもう大学でラグビーを引退する予定ですが、今までいくつかのチームでキャプテンを務め、多くの経験をしてきました。主将ぶるのではなく、自分らしく、今までのすべてをかけて関東大学対抗戦4勝を必ず掴めるよう、チームを牽引していきたいと考えています。

 

最後に、HPをご覧の皆様へ一言お願いします。

 平素より立教大学ラグビー部を応援してくださり、ありがとうございます。チーム一同、対抗戦4勝に向けて精進してまいります。引き続き、ご支援・ご声援のほどよろしくお願いいたします。

Interview​

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