Interview
2024年10月25日(金)
安食龍之介(4年・SO)
「タイトル募集中」
4年生になってからの試合を振り返ってどうですか。
3年生まではリザーブとして試合に関わることしかなかったですが、Aチームのスタートとして出場する機会が増え、ゲームメイクについて今まで以上に考えるようになりました。ゲームメイクに責任を持つ立場でありながら、夏合宿の明治学院戦では試合には勝てたものの、相手の勢いに圧倒されてしまい試合中に立て直すことが出来なかったことが課題でした。
関東大学対抗戦を振り返ってどうですか。
1試合目で怪我をしてから、ケアへの意識が高まりました。最後のシーズン、怪我無く試合に出場し続けるために念入りなケアを心掛けるようになりました。また、去年までは先輩の考えた戦術通りに動くことが多かったですが、今年は最上級生として戦術に対する責任感が強くなりました。プレー中の臨機応変な指示も的確に出来るよう常に意識しています。
自分の強みは何ですか。
強みは人間力だと思います。普段からチーム全体を見て、全員が輪に入れるような声掛けをすることや、特定の人だけと接することの無いように心掛けています。そうしているうちに先輩や後輩、同期に頼ってもらえる機会が増えていると感じています。
今のチームについて教えてください。
雰囲気の良いチームだと思います。学年を超えて仲が良いだけでなく、下級生もリーダーシップを持って練習に参加していて、学年問わず意見を出し合えるチームです。
また、プレーする側が楽しむことを忘れないようなチームでありたいです。もちろん楽しさだけで通用するわけではありませんが、厳しい状況も選手同士で楽しみながら乗り越えて行きたいです。特に秋シーズン後半は、ターゲットゲームが立て続けに行われますが、その怖さや緊張感も楽しみながら勝利を掴みたいです。
同期について教えてください。
仲の良い学年だと思います。昔から2学年上の先輩方を「仲良いな」と思いながら見ていましたが、いざ4年生になってみると自分たちの代もすごく仲が良いなと思います。オフに遊んだり旅行に行ったりすることが多く、気付けば一緒にいる時間が長いです。選手が9人しかいない代ですが、プレーについて話す機会も多く、4年生になってからは頼りがいのある9人だなと思います。全員が尊敬できる同期です。
尊敬する先輩はいますか。
福壽さん(福壽佳生・令和6年卒)です。ラグビーIQがすごく高く、何も考えていないように見えてラグビーに真剣なところを尊敬しています。パスやキックも上手く、多才だなと思いますし、去年までは一緒に自主練をすることが多かったため学ぶことが多かったです。また、強靭なフィジカル、特に脚に憧れます。自分もあの脚になりたいです。
期待する後輩は誰ですか。
侃太朗さん(佐藤侃太朗・3年)と空来さん(斉藤空来・3年)と幹太(日野幹太・3年)です。
幹太のタックルはお手本のようですし、キャリーも強く前に出る姿が印象的です。プレー中に幹太の強気なプレーを見ると、自分も力をもらえますし、プレーでチームを鼓舞してくれていると思います。また、ウエイトに熱心に取り組んでどんどん身体を大きくしている姿も印象的です。昔は控えめな選手でしたが、どんどんチームを引っ張る存在になっていて、1人の選手としても同じゼミナールの後輩としても今後に期待しています。
空来さんはパスが本当に上手です。立教大学ラグビー部で1番上手いと思っています。去年のジュニア選手権大会では10番と12番として組んでいて、物凄くプレーしやすかったです。最近はスクラムハーフとしてプレーしていることが多いですが、スクラムハーフとは思えない程タックルしてハードワークしている姿を尊敬しています。
侃太朗さんは教わることしかない、とても尊敬する後輩です。U20の代表合宿で経験したことを全て僕に還元してくれていて、パスのスキルや強靭なフィジカルをたくさん見習っています。ウエイトでもペアを組むことが多く、いつも追い込んでもらっていて有難いです。自分がどんどん強くなっていることを実感します。
大学ラグビー最後のシーズンへの意気込みを教えてください。
こんなにも緊張感のある環境で学生スポーツのラストシーズンを過ごせることに感謝しながら、後悔の無いように取り組みたいです。個人的には、ポジション関係なく前で身体を張り続ける選手でありたいです。そのためにもケアをしっかりして怪我の無いように努めたいです。また、春シーズンから重点的に練習してきたディフェンスを遂行して、練習の成果を発揮したいです。普段の練習では最後の2か月だからと特別なことを意識するのではなく、今まで通りの時間を過ごしたいです。
ホームページをご覧の皆様に一言お願いします。
ホームページをご覧の皆様、平素より立教大学体育会ラグビー部へのご支援・ご声援をくださり、ありがとうございます。今年度は「大学選手権出場」と「ジュニア選手権昇格」、「地域に愛されるチーム」を目標に掲げています。この目標を達成できるよう部員一同日々精進して参ります。今後ともご支援・ご声援の程よろしくお願いいたします。