Result
<関東大学対抗戦A・Bグループ入替戦>
2024.12.14 Sat. 11:30K.O.
立教大学
88
36 - 7
52 - 14
21
明治学院大学
試合レポート
12月14日(土)
<関東大学対抗戦A・Bグループ入替戦>明治学院大学戦
熊谷ラグビー場にて、関東大学対抗戦A・Bグループ入替戦となる明治学院大学戦が行われた。同会場で行われた青山学院大学戦の悔しさを糧に、立教の意地を見せることができるのか。明治学院のキックオフで試合が始まった。
前半7分、CTB佐藤侃太朗(3年・國學院久我山)のナイスキックにより、敵陣22m付近相手ボール左ラインアウトの機会を得た立教。PR八代デビット太郎(4年・京都成章)がこぼれ球に素早く反応してそのままトライし、5-0とする。9分、SO中優人(4年・桐蔭学園)の伸びやかなキックで敵陣に侵入し、敵陣22mマイボール右ラインアウトからFWがキャリーを重ね、12分、FL日野幹太(3年・立教新座)がトライ。10-0となる。17分、自陣ゴールライン目前まで明治学院に攻め込まれるも、PR八代の力強いタックルで、ノックオンを誘発。PR佐久間翔梧(3年・桐蔭学園)がそのノックオンボールに素早く反応し、SO中のカウンターキックへと繋げるなど、粘り強いディフェンスで自陣ゴール前のマイボール右スクラムを獲得する。スクラムでは、明治学院のペナルティにより、自陣22m付近マイボール左ラインアウトの機会を獲得する。ラインアウトから繋がれたボールをCTB佐藤が50m近くキャリーし、最後はSH伊藤光希(4年・桐蔭学園)へボールを繋ぎ、トライ。SO中の正確なキックにより、コンバージョンゴール成功となり、17-0とする。24分、キックカウンターでFB大畑咲太(2年・東海大大阪仰星)が抜け出し50mのビックゲインをし、SH伊藤がパスを受け、連続でトライする。SO中のコンバージョンゴール成功により、24-0とする。32分、立教がディフェンスを続けるも、明治学院の素早いパス回しで大外に展開され、トライを献上。24-7となる。しかし34分、立教のキックから試合が再開し、LO中山英琥(1年・東福岡)が明治学院へのジャッカルを成功させる。SO中の正確なキックにより、敵陣22m付近マイボール左ラインアウトとなる。ラインアウトからモールを形成し、ゴールライン前のアタックで相手のペナルティを誘発する。その後スクラムを3度組み直した末、NO.8仙臺蔵三郎(年・立教新座)がスクラムからボールを持ち出しトライ。SO中のゴール成功により、31-7とする。前半終了間際、CTB江田優太(4年・川越東)が敵陣22m付近まで力強いキャリーをし、HO三村真嶺(4年・東海大大阪仰星)のビックゲイン、SO中のキックパスにより、WTB村上有志(1年・東福岡)にボールが渡りトライ。36-7とし、前半終了を迎えた。
終始明治学院を圧倒させようと意気込んだ後半は、立教のキックオフで再開した。後半2分、敵陣ゴール前で明治学院側のラックからターンオーバーし、PR八代がボールを持ち出しトライ。43-9とする。その後4分、BK陣から繋がれたボールを、WTB村上がハーフライン付近よりボールをキャリーし、明治学院の裏側にできたスペースにキック。キックボールをWTB村上が自らキャッチし、そのまま抑え込みトライとなり、48-7とする。11分、FB大畑やHO三村が力強いゲインを見せ、SH伊藤が素早くボールを捌き、PR八代がトライし、55-7とする。22分、敵陣22mでの相手ボール右スクラムのこぼれ球に素早く反応したSH川畑俊介(4年・流通経済大柏)がLO中山へとパスを繋ぎ、明治学院のディフェンスを突破して前進。その後、FWの粘り強い押し込みからCTB江田のキャリーでトライ。SO中が冷静にコンバージョンゴールを決めて着実に点差を広げ、62-14とする。27分、敵陣22m相手ボール左スクラムのペナルティを獲得。PR石原捷聖(2年・東海大大阪仰星)が素早くリスタートし、SO中のトライ、コンバージョンゴールも難なく決め、69-14となる。31分、FB大畑の華麗なステップで30mほど持ち込み、トライ。SO中のコンバージョンゴール成功で76-14とする。その後34分、SO中のハイパントキックに反応したNO.8前田純也(1年・東海大大阪仰星)がハーフライン手前から敵陣22m付近まで大きく前進する。その後もCTB江田がディフェンスを跳ね返しオフロードパスを繋ぎ、PR大上翔(3年・京都成章)がトライ。83-14とする。39分、明治学院にトライを献上してしまい、83-21となる。しかしその後、NO.8前田のナイスキャリーから着実にパスを繋ぎ、SO中のトライで88-21とし、ノーサイドの笛が鳴った。
「BLOOM」を体現するかのような満面の笑みが熊谷のフィールドに咲き誇り、伊藤組の幕が下りた。四年生が残してくれた関東大学対抗戦Aグループの場で、来年も百合の誇りを胸に、日々練習に取り組んでいきたい。
文章:立教大学体育会ラグビー部