Result
<練習試合>
2024.08.22 Thu. 14:00K.O.
立教大学C
48
12 - 5
36 - 5
10
甲南大学
試合レポート
8月22日(木)
<練習試合>甲南大学C戦
菅平での4試合目は、甲南大学戦だ。前試合での敗北を振り返り、残りの試合は「全勝」しようと誓った負けられない一戦。勢いを盛り返し、白星を挙げることはできるのか。
立教のキックオフで試合が始まった。開始4分、相手のペナルティにより、敵陣22m付近にてファーストスクラムの機会を獲得する。SH成田直生(1年・立教新座)がスクラムからボールを持ち出し、SO福井柊哉(1年・桐蔭学園)→FB長島朔良(2年・立教新座)とパスを回し、そのままFB長島がトライ。立教が先制点を奪い、5-0とする。しかし、その後ディフェンスラインを突破されてしまい、トライを献上したことで、同点に追いつかれてしまう。その後はFL小田部晃太(1年・國學院久我山)のゲインや、NO.8井手一登(1年・大分上野丘)のラインブレイクなど、FW中心の力強いプレーが目立つ。22分、ハーフライン付近でのマイボールラインアウトから、FL小田部からSO福井にボールが渡ると、SO福井がSH成田にオフロードパスを繋ぎ、そのままSH成田がゴールラインに飛び込んだ。SH成田のコンバージョンキックも成功し、12-5とする。34分、自陣深くまで攻め込まれるが、WTB林田和真(1年・長野)が相手のノックオンに素早く反応し、ボールを奪い、マイボールスクラムの機会を得る。自陣ゴール前でのスクラム形成となるが、そのまま5m以上押切り、ピンチを凌ぐ。その後も相手ボールラインアウトの機会を与えてしまうが、LO岩崎清吾(1年・立教新座)の低く鋭いタックルや、WTB渋谷豪(1年・立教新座)のノックオン誘発により、得点の機会を与えないまま前半を終えた。
焦らず正確なプレーをすることで、着実に点数を重ねようと、後半に挑む。
相手のキックオフで後半戦が始まった。9分、敵陣ゴール前での相手ボールラインアウトから、ノットリリースザボールを誘い、PR高木涼平(1年・桐蔭学園)がチャンスを作ると、そのままトライ。そのままアタックが勢いに乗り、SH有賀貫人(2年・幕張総合)やWTB渋谷が快速を活かし、トライを挙げる。このまま勢いに乗りたい立教に、23分、チャンスが訪れる。FL小田部がタックルにより相手のペナルティを誘い、敵陣22m付近でのラインアウトの機会を獲得。ラインアウトからモールでゴールラインへ前進し、最後はHO西井悠眞(1年・立教新座)がトライ。FB長島のコンバージョンキックも難なく決まり、34‐10と、点差を広げる。その後自陣に攻め込まれる場面では、CTB小脇煌太(1年・茗渓学園)がトライを阻止。また36分、SO福井の突き刺さるようなタックルによりディフェンスも勢いを盛り返す。後半終了間近自陣でマイボールスクラムを組み、WTB林田がボールを持ち出して相手のディフェンスを華麗なステップでかわす。そして、ボールをFB長島→WTB渋谷と繋ぎ、そのままWTB渋谷が自陣から敵陣まで50m以上を駆け抜ける独走トライを決めた。得点を48‐10としたところで、ノーサイドの笛が鳴った。
誓い通り勝利を収めた立教であるが、秋の関東大学対抗戦に向けて修正点を見つけ、改善していきたい。また、合宿での残りの試合も勝利を収められるよう、心を一つに臨みたい。
文章:立教大学ラグビー部