Result
<ジュニア選手権大会>
2023.11.12 Sun. 13:00K.O.
立教大学
31
12 - 12
22
青山学院大学
19 - 10
試合レポート
11月12日(日)
<ジュニア選手権大会>青山学院大学戦
ジュニア選手権大会最終戦。対するは、昨年22-27で惜しくも敗戦を喫した青山学院大学である。「打倒青山学院大学」を目指し、宿敵との順位決定戦が立教大学富士見総合グラウンドで行われた。試合は立教のキックオフで始まった。
開始4分、先にスコアを動かしたのは立教であった。立教は青山学院のノックオンにより、ゴール前マイボールスクラムのチャンスを得る。FL有山輝(1年・所沢北)の力強いタックルで相手ディフェンスを圧倒しそのままゲインすると、NO.8田中太陽(4年・立教新座)が先制トライを挙げた。FB江田優太(3年・川越東)のゴールキックも難なく決まりスコアを7-0とする。13分、立教側のパスのミスにより、青山学院にトライを許し、得点を7-5とする。さらに、18分には立教のノットリリースザボールにより自陣に一気に攻められ、7-12と逆転される。しかし21分、青山学院のノックオンからマイボールスクラムのチャンスを得ると、LO太田昌利が複数の相手ディフェンスを跳ね除けゴールラインへと飛び込んだ。12-12と同点に追いつく。互いに勢いのある攻防を繰り広げるも、ペナルティなどで一進一退の展開となり、同点のまま前半が終了した。
出場メンバーたちは試合の勝利にこだわるだけでなく、前半で目立ったミスの改善に向けて声掛けをしながら早いセットアップをし、ブレイクダウンで青山学院を圧倒しようと士気を高め、後半に挑んだ。
後半開始早々、PR大上翔(2年・京都成章)のタックルでノットリリースザボールを誘い、立教は良い流れを作り、敵陣22mでマイボールラインアウトの機会を得る。SO斉藤空来(2年・國學院久我山)がゴール手前までボールを運ぶと、FL三邊晃太郎(3年・静岡聖光学院)へとボールを繋ぎそのままトライ。19-12と再び逆転する。8分、CTB須川遼平(3年・桜美林)の約20mの独走により大きく前進するも立教のノットリリースザボールにより、惜しくもチャンスを逃してしまう。17分、青山学院のノックオンにより立教ボールのスクラムの機会を得ると、SO斉藤→FB江田→WTB長島朔良(1年・立教新座)へとボールを繋ぎ、得点を積み重ねていく。さらに23分にはFB江田のトライとゴール成功で31-12と点差を離す。しかし26分、自陣5m付近で青山学院ボールのラインアウトから一気に攻め込まれ31-17となり、さらに34分にもトライを許し31-22となる。その後も立教は敵陣でアタックを続けたが得点には繋がらず最終スコア31-22でノーサイドとなった。
今季ジュニア選手権大会では2勝を挙げることができ、チームにとって大きな一歩となった。目標としていた、「ジュニア選手権昇格」は叶わなかったが、チームにとって大きな意味のある白星となった。この流れを次週に控えた関東大学対抗戦、成蹊大学戦へと繋ぎ、チーム一丸となって勝利を収めたい。
文章:立教大学体育会ラグビー部