Result
<関東大学春季大会>
2023.05.14 Sun. 12:00K.O.
立教大学
12
12 - 14
0 - 33
47
立正大学
試合レポート
5月14日(日)
<関東大学春季大会>立正大学戦
関東大学春季大会第3戦は、立正大学との戦いである。関東大学春季大会の折り返し地点となる今試合。敗戦を喫した前戦2戦の雪辱を果たし、今シーズン初勝利を掴み取ることができるのだろうか。気持ちを切り替えチーム一丸となって試合に臨む。
立正のキックオフで始まった前半。開始早々、キックオフボールを相手に奪われ先制トライを許してしまう。反撃の機会をうかがう立教は前半14分、FB天羽秀太(4年・桐蔭学園)のキックからチャンスを得る。敵陣22メートル左スクラムから展開し、攻撃を仕掛けるもジャッカルされ得点に繋げることが出来ず、一進一退の時間が続いた。22分、立教はハーフライン右ラインアウトからボールを展開し、SO北川時来(4年・國學院久我山)が敵陣深く蹴り込む。敵陣ゴール前でのラインアウトからFWがモールで前進し、HO二木翔太郎(4年・立教新座)がインゴールに飛び込みトライ。得点を5-7とする。このまま得点を重ねたい立教。29分には自陣に攻め込まれるも、相手のミスボールに素早く反応したSO北川→PR八代デビット太郎(3年・京都成章)→FL角田龍勇(2年・Hamilton Boys’)とオフロードパスを繋ぎゲインするなどの好プレーを見せる。そして31分、相手のペナルティから敵陣5メートラインアウトのチャンスが訪れる。モールから展開しフェーズを重ね、HO二木が今試合2本目となるトライを挙げた。ゴールキックも決まり12-7と逆転に成功する。この勢いを保ちたい立教であったが、40分、キックチャージから立正にボールを奪われトライを許し、12-14で前半を折り返す。
ハーフタイムには立教の課題を整理し、冷静に作戦を練り直す。ミスを減らし、勝負を仕掛けようと意気込んだ立教。
後半開始早々、立教のペナルティにより立正に猛攻を許し、立て続けに2トライを奪われる。12-26と点差を大きくされた立教は後半14分、WTB相田快晴(4年・立教新座)→CTB佐藤侃太朗(2年・國學院久我山)とパスを繋ぐもチャンスをものにできない。続く15分、果敢なディフェンスを見せ、ターンオーバーから相手のボールを奪い展開するが、インターセプトされ再びトライを献上する。流れを変えたい立教は18分、素早く展開され攻撃を仕掛けられるもののSH斉藤空来(2年・國學院久我山)の鋭いタックルが相手のミスを誘発し、自陣10メートル左ラインアウトの機会を得る。しかしボールが繋がらず、チャンスに変えることができない。31分には自陣ゴール前での相手ボールスクラムからトライを許してしまい、12-40とさらに点差を広げられてしまう。その後、HO三邊晃太郎(3年・静岡聖光学院)やFL石川洋志郎(2年・東京)の力強いタックルが目立つが立正の猛攻を止めることはできず、試合終盤、ゴール手前での攻防を繰り広げるもトライを許してしまう。最終スコア12-47でノーサイドの笛が鳴った。
昨年の立正大学戦のリベンジを果たすことはできず、悔しい結果となった。ミスやペナルティからの失点が多く、立教が今後改善すべき課題が明らかとなっただろう。関東大学春季大会も残り2試合となった中、より一層気を引き締めて今シーズン初の勝利に向かって準備を行いたい。
文章:立教大学体育会ラグビー部