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Result

<関東大学対抗戦>

2022.10.2 Sun. 11:30K.O. 

 立教大学 

0

0 - 45

0 - 43

88

 明治大学 

20221002vs明治

スタジアム情報

​江戸川区陸上競技場

〒134-0087 東京都江戸川区清新町2丁目1−1

​試合レポート

10月2日(日)

<関東大学対抗戦>明治大学戦

 

 10月とは思えぬ日差しの中迎えた関東大学対抗戦第3戦。対するはここまでの2戦白星を挙げている明治大学である。「勝利」にこだわり気合十分なメンバーたち。1,500人を超える観客に見守られる中、立教のキックオフで試合は始まった。

 

 開始早々、SO中優人(2年・桐蔭学園)のキックオフボールに反応した明治FWのノックオンで敵陣22mでの立教ボールスクラムと絶好のチャンスを得る。しかしペナルティキックを与え自陣ゴール前へと大きく戻される。ラインアウトからモールを押し込まれると、先制点を与えてしまう。FB安藤海志(4年・京都成章)を中心にキックを使った攻防から攻撃の糸口を見つけるも度々ペナルティを取られ、明治に得点の機会を与えてしまう。その後も懸命にパスを繋ぐが強豪明治相手にハンドリングエラーを繰り返し、マイボールの時間が続かない。早いテンポのパス回しやFW陣の突破力に翻弄され、開始23分で0-33と早々に得点を重ねられてしまう。反撃したい立教は攻めの姿勢を崩さない。HO三村真嶺(2年・東海大大阪仰星)が明治のラインアウトで弾かれたボールに反応を見せる。スクラムから丁寧にフェーズを重ね、連続でペナルティキックを獲得する。敵陣ゴールライン目前でラインアウトの好機を得るも、ボールは明治の手に渡り得点には繋がらない。そのまま終わるかと思われた前半終了間際、立教にチャンスが訪れる。CTB佐藤侃太朗(1年・國學院久我山)→CTB福壽佳生(3年・立教新座)のディフェンスの隙をついたパス運びやFL二木翔太郎(3年・立教新座)、NO.8紀伊雄介(4年・桐蔭学園)らの身体を張った前進などの好プレーで敵陣ゴール手前へ再び攻め入る。ゴールポスト真下での激しい攻防に得点が期待されたものの惜しくも屈強な明治ディフェンスにボールを弾かれてしまいボールはゴールラインを超えず、0-45と大きくリードを許したままハーフタイムを迎えた。

 

 1年生メンバーも多く出場の機会を得た今試合。主導権を握りたい立教はキャプテンを中心に熱く声を掛け合い、後半に臨む。

 

 明治のキックオフで後半がスタートすると、SH伊藤光希(2年・桐蔭学園)を中心にテンポの速い攻撃を仕掛ける。互いにターンオーバーを繰り返し攻防を続けたものの、先に明治に得点を与えてしまう。後半8分、明治のキックオフサイドを誘いゴール前ラインアウトを獲得するも、攻撃を阻まれチャンスを活かすことが出来ない。18分、明治のノックオンから立教ボールスクラムの好機を得る。途中出場のSH北川時来(3年・國學院久我山)がボールを手にすると、明治の力強いタックルにも負けず何度も立ち上がりゲインを見せる。しかし得点には繋がらず明治の勢いを止めることが出来ない。37分には今試合13本目のトライを奪われ、得点を0-81とする。一矢報いたい立教はBKを中心に左右にパスを展開し、攻撃のチャンスを窺う。隙を見つけたFB安藤からFL田中太陽(3年・立教新座)→FB安藤→WTB吉澤雅樹(4年・桐蔭学園)とボールを器用に回しインゴール目前まで迫るが、グラウンディングを阻まれチャンスを得点に出来ない。それでも諦めない立教はHO山田志門(4年・函館ラ・サール)を中心に明治ボールスクラムに圧力をかけコラプシングを誘発する。機転を利かせたSH北川がクイックスタートで再開し懸命にアタックを試みるなど最後まで気迫を見せたものの明治の勢いを止めることが出来ず、0-88で試合の幕は閉じた。

 

 終始苦しい展開が続く一戦となった。翌日曜日からはついにジュニア選手権大会も始まる。立教の強みである「総力戦」を部員全員が体現し、「大学選手権出場」という目標に向けて覚悟を決め、次戦も戦い抜くのみである。

 

文章:立教大学体育会ラグビー部

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