Result
<練習試合>
2023.06.25 Sun. 12:00K.O.
立教大学B
26
19 - 33
7 - 19
52
福岡大学
試合レポート
6月25日(日)
<練習試合>福岡大学B戦
先日の東京大学戦で勝利を収めた立教が対戦するのは、昨年も対戦した福岡大学だ。猛暑の中、立教のキックオフから試合は始まった。
前半3分、自陣へと攻められるもSH伊藤光希(3年・桐蔭学園)が身体を張ったタックルで相手選手ごとタッチラインの外に押し出し、敵陣立教ボールラインアウトの権利を獲得。そこからSH伊藤→SO中優人(3年・桐蔭学園)→CTB安食龍之介(3年・城西大川越)とスピード感あるパス捌きで敵陣へと前進する。8分、先に点を動かしたのは立教だった。福岡のペナルティから得たマイボールラインアウトの後、SO中のキックパスをWTB長島朔良(1年・立教新座)が鮮やかにキャッチし、CTB福壽佳生(4年・立教新座)にパスをすると相手ディフェンスの隙をつきそのままインゴールに飛び込んだ。SO中がコンバージョンを決め7-0とする。一時、数的不利な状況からトライを献上するもSO中が鋭いキックでエリアをコントロールし、敵陣でプレーをする時間が続く。しかし、福岡の低く刺さるタックルで攻撃を食い止められ、なかなか追加点を狙うことができない。そしてディフェンスの隙を突かれ追加点を許す。24分、FB天羽究平(1年・桐蔭学園)が福岡のハイパントを上手く処理し、ワンパスからPR石原捷聖(1年・東海大大阪仰星)が間を抜け20mのビックゲイン。その後、SH川畑俊介(3年・流経大柏)→CTB福壽→WTB長島とBKが大外に展開していきWTB長島がトライ。このまま勢いに乗りたい立教は、32分自陣22mスクラムでコラプシングの反則を誘うとCTB福壽のキックでエリアを敵陣に進める。敵陣マイボールラインアウトからSH川畑を起点にSO斉藤空来(2年・國學院久我山)→CTB安食と交代で入ったハーフバックス団が左に展開していきボールを受けたFB天羽がカットインで相手の背後を抜けてロングゲイン。このまま攻め込みたい立教は、福岡のペナルティにより敵陣でのゴール前ラインアウトの機会を獲得。モールを形成し、FL三邊晃太郎(3年・静岡聖光学園)がボールを持ち出しトライ。19-19とし、同点に追いつく。この流れに乗りたい立教だったが、ミスが目立ち点差を離されてしまう。19-33で前半を終える。
敵陣でプレーし、ディフェンスから走り続けてファイトしようと意気込んだ後半。
後半は福岡のキックオフで始まったが、BK間の連携が取れずボールロスト、そのままトライを献上してしまう。後半3分、SH川畑→SO斉藤→CTB白井大督(1年・Hamilton Boy’s)とパスを受けたCTB福壽が福岡ディフェンスを振り切る力強いランで攻め込む。福岡のペナルティによって敵陣ゴール前ラインアウトの権利を得る。このチャンスを逃したくない立教は、フェーズを重ねてゴール間近まで攻めるもパスが繋がらずインターセプトされてしまう。そして、福岡BKの素早い攻撃に対応しきれず連続トライを許してしまう。11分、福岡ボールハーフラインスクラムでプレッシャーをかけるなど、フォワードの力強いプレーが目立つ。続く15分、福岡ボールセンタースクラムから福岡のパスミスに反応したWTB長島がインターセプト。しかし、得点には繋がらず猛暑の中、互いにミスが多くなる。22分、福岡のキックをキャッチしたCTB安食が相手を力強くハンドオフで抑えゴール手前まで20mのビッグゲイン。パスが乱れるも屈しないディフェンスで数的有利な状況となる。敵陣ゴール前マイボールラインアウトの権利を得た立教はモールを形成し、NO.8田中太陽(4年・立教新座)がグラウディング。得点を26-45とする。32分に、スクラムで圧倒する場面やNO.8田中のジャッカルなど好プレーも見られたがノックオンなどのミスが続きそのまま得点は動かず26-52でノーサイドとなった。
今試合、ディフェンスにおいての体格差が課題となった。来週の学習院大学戦では目標である「大学選手権出場」を達成するためにも勝利を飾り、秋シーズンに向け、身体を鍛え直し精進していきたい。
文章:立教大学体育会ラグビー部