今シーズンも残り1週間となりましたが振り返ってみてどうですか。

 21年間ずっとスポーツをしてきて初めてリーダーというポジションにつき、今年1年間は自分にとって挑戦の年となりました。FWリーダーを1年間やってみてチームやFWを引っ張ることの難しさを改めて感じました。一方で今まで経験したことのない経験もでき成長の年となりましたし、チームのことを考えて行動できるようになったと思います。今までももちろんチームのことを考えていましたが頼れる先輩がいたので自分にフォーカスしてプレーすることができました。しかし今年は4年生となりチームファーストに考えなければいけないためプレーや考え方、責任なども今までの3年間とは違う1年でした。

FWリーダーを務めて学んだことはありますか。

 
行動が伴わなければ思いは伝わらないということです。みんながリーダーを見ているからこそ一つ一つの行動や発言に責任を持つ必要があり、今年はそれを特に意識しながらリーダーとして振る舞うよう心がけました。自分の姿を見て誰かが影響を受け、変わってくれたらうれしいです。ラグビーでは先頭になって体を張りチームを引っ張り、私生活の面でも模範となれるように挨拶や整理整頓を自ら率先してするようにしました。リーダーをしていて自分に務まるのか不安になることもありましたが、照男(眞壁照男・4年)や健二郎(玉川健二郎・3年)など周りの協力もあってここまでやりとげることができました。強い相手と試合をしてFWで圧倒できた時や今まで練習してきたことをFWみんなで発揮できた時はFWリーダーをやっていてよかったと感じます。

ラグビーをしていてよかったと感じる瞬間を教えてください。

 自分たちより強い相手に勝ち仲間と喜び合うときです。プレーする人数が多く仲間との信頼がとても大切なスポーツであるからこそみんなで戦い、勝った時にみんなと喜ぶことができるのがこのスポーツの魅力であり好きなところです。100人が同じ目標に向かって一緒に頑張るのは今後なかなかできない経験だと思うのでこのスポーツを選んでよかったと思っています。特に去年の入替戦ではスタンドにいる多くの人も応援してくれて一緒に戦ってくれ、選手だけでなくスタッフやサポーターとも一つのチームになり感動しました。4年生になりラグビーが出来るのはいろいろな人の支えがあってこそだと強く感じるようになりました。今まで支えてくれた人に感謝の気持ちを伝えるためにも辛いことや痛いこともありますがプレーヤーとしてラグビーに一生懸命取り組まなければいけないなと思います。

対抗戦AグループとBグループを経験し、それぞれで印象に残っている試合について教えてください。

 
対抗戦Aグループでは初戦の早稲田戦です。いきなりこの試合でスタートメンバーになり、秩父宮という大舞台だったのでとても緊張しました。しかしこの試合での経験が今に活きていると思います。今思うと対抗戦Aグループは会場も大きくお客さんの人数も今とは違い、あのような環境でラグビーができるのはとても貴重な経験だったと思います。後輩たちにもこのような経験をさせてあげたいなと思います。対抗戦Bグループでは2年生の時の入替戦です。その1年間は練習も厳しく、自分たちに自信をもって臨んだ試合でしたが昇格できず、今のままではだめだと痛感した試合になりました。もっと努力が必要であると自分の考え方を変えるターニングポイントとなる試合であったため印象に残っています。

HOの魅力を教えてください。

 スクラムやラインアウトといったセットプレーの核となる存在であり、仕事量は多いものの器用さが求められるポジションです。セットプレーはチームの起点となりセットプレーが優位に進めば勝利につながるため安定させなければならないという大きな責任を担うものも、スクラムやラインアウトが成功し勝利に繋がれば喜びは人一倍大きいのが一番の魅力だと思います。またFWのなかでも体が大きいほうなのでアタックでもディフェンスでも前に出ることができます。今までHOをやめたいと思ったことはありません。試合にHOとして出たくないと思うこともありましたが、できないことが沢山あればそれだけ成長でき、うまくなれると思いながらこのポジションでプレーしてきました。

期待する後輩を教えてください。

 FWの後輩はみんな期待していて、4年生がいない春のシーズンにみんなとても成長したなと思っています。その中でも同じフロントローの後輩だと瑛也(古川瑛也・2年)と麻生(麻生典弘・1年)です。瑛也は今シーズンからAチームで出ることが多くて、上手くいかないことも最初はあったと思うのですが真面目で努力家なのでこつこつ練習していて一年間でとても成長したと思います。フロントは4年生が多いので来年は自分たちの代わりにフロントを引っ張りさらに成長してほしいと思います。麻生とは夏合宿中のリハビリで一緒に過ごすことが多く、1年生だけど熱い思いや貪欲さがあると感じました。またフィールドのプレーも強いので今後立教の中心になっていくプレーヤーだと思い期待しています。BKは津田(津田祥平・3年)と天真(青木天真・2年)です。津田はボールを持って走るのが強く、タックルされても倒れないのが凄いと思います。今後もっと活躍してほしいです。天真は高校も同じでずっと一緒にプレーしてきましたがまじめで感情をあまり出さず冷静に見え、実はとても熱い思いを持っています。ランも上手くキックも飛ぶので今後絶対伸びていく選手だと思います。


4年生としてチームに伝えたいことはありますか。

 厳しいことや辛いこともあるけれど何事にも一生懸命取り組むことが大切ということを伝えたいです。前に監督が話していた後悔するのは自分が一生懸命やってないからという言葉がとても印象に残っています。小さい選択で小さい後悔することはあるけど、大きな後悔は自分の努力不足だと今までの経験からも強く感じています。一生懸命は口でいうのは簡単ですが実行するのは大変ですし自分が一生懸命なのかなかなか分からないと思いますが後悔しないようにみんなには思いっきりラグビーをしてほしいと思います。自分はこの4年間に後悔はしていません。上手くなりたいという思いが強く、大学でレベルの高い選手たちと一緒にプレーができ刺激的な4年間でしたし、自分の課題を克服してとても成長することができました。今振り返ると4年間は本当にあっという間だったので、怪我してしまったり、下のチームからなかなか上がれなかったりと辛い時期もあると思いますが一日一日大切にしてみんなに頑張ってほしいです。


   入替戦への意気込みを教えてください。

 個人的には4回目の入替戦で3回とも負けているのでその分昇格への思いは誰よりも強いです。今までFWでやられることが多かったので入替戦ではFWで圧倒して勝ちたいですしFWからチームを引っ張っていきたいです。入替戦で勝利することは難しいと感じているので最後の80分間4年生としてFWリーダーとして先頭で体を張り続けます。残り1週間で最高の準備をし、自分の人生をかけて入替戦に挑みたいと思います。


HPをご覧の皆様に一言お願いします。

 いつも立教大学体育会ラグビー部に熱いご声援、ご支援して頂きありがとうございます。残り1週間、昇格に向けてチーム一丸となって戦っていきますので入れ替え戦是非会場に足をお運びください。熱いご声援を宜しくお願い致します。