先日の東京大学戦、日本体育大学戦を振り返っていかがですか。

 東京大学戦は久しぶりのAチームの試合ということで、試合に出られることの嬉しさや喜びと共に、勝たなければいけないという責任を重く感じました。チーム全体としては、チームの意図することをやって勝てたということは良かったと思います。日本体育大学戦は、4年生が多くメンバー入りしていて、今まで一緒にやってきた4年生と共に戦うということが楽しく、とてもやりやすかったです。しかし、最後に1点勝ちきれなかったことは、自分のミスでもあり、チームとしての足りない部分を発見できたとポジティブに捉え、今後改善していきたいと思います。個人としてもMOMを頂き、セットプレーやチームのディフェンスという点でチームに貢献できたと思います。これに甘んじることなく、これからの試合でも活躍できるよう、努力していきたいと思います。

尊敬する同期を教えてください。

  同じマネジメントということも含めて尾池(尾池敏志・4年)ですね。Aチームで活躍するほどの実力のある選手ですし、チームのことをよく考えていて、それを自分のプレ―や言葉でチームをまとめられる存在です。クラブハウスやラグビー以外のプライベートなどでも、後輩と仲良く接したり、オンとオフをしっかり切り替えているところも尊敬しています。あとは、高校から共にプレーしているさんちゅ(山中奎吾・4年)と島野(島野翔太・4年)です。さんちゅは、強豪校出身ではありませんが、1年生の時から対抗戦Aという大舞台で戦っていて、2年からはずっと試合に出続けていて、チームに欠かせない選手になっています。実力をつけるための彼の努力やチーム皆から慕われる人柄で、信頼も厚いと思います。中学野球部という同じバックボーンがあるからこそ尊敬しています。島野は1年の時の大きなけがを乗り越えて、愚直でラグビーにひたむきな姿を尊敬しています。体を大きくすることはもちろん、ディフェンスも泥臭いプレーを体現していて、体を張って引っ張っていることがすごいと思います。一作(吉澤一作・4年)も尊敬しています。一作はプレーも激しく、Aチーム不動の選手です。練習中は厳しいことも言う時もありますが、リラックスして、チームを盛り上げるような性格で、後輩へのサポートもしっかりしています。キャプテンがチームを激しく厳しく引っ張っていく中で、ラグビーに真面目なのにチームを和やかな雰囲気にさせる立ち位置にいることを尊敬しています。それに加えて、一作はラグビーに対して100%で取り組んで、オフはオフで好きなことに対して時間を使うなど、オンとオフの切り替えがしっかりしていて、そのような生き方も素晴らしいと思います。あとは、同期のマネージャー3人(池内那奈・河井美伊奈・松本菜々香)には感謝しています。僕は、去年から副務としてチームの運営に中心的に関わるようになってきましたが、マネージャーは1年生の時から関わってきているため、気づきやチームを思う気持ちがすごいと思います。プレーではなく、支えるという形でチームに貢献し、4年生として、マネージャーやトレーナーを引っ張っている3人を尊敬していると共に感謝していますね。

期待している後輩を教えてください。

 今年はBCチームでプレーする期間が長かったため、下級生と接する時間が長かったように思います。そこで、心の中ではAチームで戦いたい、相手を倒したいという強い思いを持った選手が多くいると感じ、後輩全員に期待しています。特に、同じポジションの惣史(鈴木惣史・1年)と恭也(金子恭也・1年)は期待しています。二人とも、BCチームで同じ練習をする機会が多かった中で、質問をしたり、自分の意見を発言したり、とても真面目で向上心を感じます。普段はもの静かだけど、心の中には熱いものを持っていて、ラグビーになるとスイッチが入って体を当ててくるLOらしい選手だと思います。もともと体も大きいため、今後立教を引っ張っていくような選手になると思います。3年生では達也(下山達也・3年)と真貝(真貝隆平・3年)ですね。達也は物静かではありますが、体を張る激しいプレーが特徴の選手です。来年、最終学年として、背中で引っ張っていける選手だと思います。真貝は、怪我の多い選手ですが、ファイターで、体を当てるのが好きな選手です。来年からは選手兼任主務になり、大変なこともあると思いますが、主務を経験した身として、主務としてよりよいチームになる運営をすることはもちろん、プレーの面でも引っ張ってもらいたいと思います。今は怪我明けですが、もっと力をつけて上に上がっていってほしいと期待しています。あとは、向陽(相田向陽・学生コーチ)も期待しています。向陽は今は下級生ながら学生コーチという、チームに厳しい言葉を言わなければならない難しい立ち位置ではありますが、向陽のおかげでチームが良い練習をできており、平日にコーチがいないという立教にとって必要不可欠な存在です。今後、よりレベルの高い練習ができるよう頑張って欲しいと思います。

1年間主務を務めていかがでしたか。

  主務になってからはラグビー部のことを考える時間が増えたと感じます。主務はオフの月曜日も試合のメールが回ってきたり、2か月先の練習試合を組んだり、常にチームのことを考え、気を張っていなければならず最初は辛かったです。チームのスケジュールや規律がすべて自分の判断で、チームの運営の基盤となる責任が重くて大変でした。その辛さを自分たちに見せてこなかった歴代の主務の方々、常井さん(常井俊吾・平成27年度卒)や俊さん(佐藤俊・平成28年度卒)、穂波さん(佐々木穂波・平成29年度卒)方の凄さを痛感しました。しかし、やりがいを感じることも多くありました。具体的に挙げると、同志社遠征のホテルが見つからず、日帰りになるかもしれないという状況の中、必死にホテルを探し手配ができたときに、「ありがとう、宮川がいてよかった」と声をかけていただき、頑張ってよかったと思いました。自分の頑張り次第によって、チームを一番良い環境に整えられるというやりがいは、主務だけが感じることが出来る特権だと思います。

ラグビー人生を振り返っていかがですか。

 中学3年間はさんちゅと一緒に野球部に所属していましたが、中学3年生の部活引退後に、体も大きく足も早いという理由でラグビー部の試合に出たことがラグビーを始めたきっかけです。初めは人が正面から向かってくることを怖いと思いましたが、野球以上にチームプレーを感じて、ボールを持って抜けたときの快感や、相手を倒した時の喜びを忘れられず、高校はラグビー部に入部しました。高校1年生の時はおにぎりを15個食べたり、ずっとランパスを繰り返したりと地獄のような練習でしたが、先輩や同期に支えられ楽しくラグビーをやってくることが出来ました。副キャプテンになった高校3年時には、立教新座高校のラグビー場が半年以上使えず、ずっとフットサル場の半分で練習しており、先が不安ばかりでしたが、毎日フィットネスや筋トレなどできることを地道に行い、その年の公式戦では埼玉ベスト8になれたことは最高の思い出ですね。大学1年の夏合宿では大きなけがをして10か月ラグビーが出来ず、続けたことを後悔したこともありましたが、リハビリをコツコツ頑張り、やっと試合に出られるようになり、諦めず努力することの大切さを学びました。3年からは副務として、穂波さんに指導してもらいながら、チームの運営や大きな組織を動かすことの難しさを学びました。そして4年生になり、春は就活もあり、チームにコミットできず申し訳なかったですが、これから約2か月間、必死に取り返そうと努力しています。

後輩に伝えたいことは何ですか 。

 大学4年間、週6で富士見に来て、練習をして、夜遅くに帰って、朝起きて授業に行って、また練習して、という同じようなサイクルの繰り返しで、4年間長いなと思うかもしれませんが、振り返ってみるとやはり短く、富士見で練習している時間にどれだけ100%で取り組めるかが重要になってくると思います。しかし、四六時中ラグビーのことだけを考えていると、息が詰まってしまうため、オフなどラグビーをしていない時間も大事だと思っています。その時間に勉強でも、ゼミでも、友達と遊ぶでも、ラグビーをしていない時間も大事にしてほしいです。ラグビーをやる時は集中してやって、オフの時はしっかり切り替え、リフレッシュも楽しんでほしいと思います。あとは、どんどん積極的になって前に出てほしいと思いますね。上に上がりたいという気持ちはみんな強く持っているため、ハドルで発言したり、練習中に誰よりも声を出してアピールしたり、プレーで前に出るなど、その気持ち自体をもっとラグビーで強く出してほしいと思います。僕たちは残り2か月しかいないため、聞きたい事や話したい事があったら、ラグビーや私生活を問わず話しかけてほしいです。

昇格への思いと引退までの目標を教えてください 。

 1年生の時に対抗戦Aグループに所属していて相手は異次元に強かったけれど、多くの観客がいて、華やかな大きなスタジアムでプレーするということを、絶対に後輩たちには経験してほしいと思います。僕たちが対抗戦Aグループを知っている最後の学年であり、このままではそれを全く知らない世代が出来てしまうという危機感を持っていて、今年は絶対に昇格しなければいけないと思っています。対抗戦Aグループを経験できるチャンスのある後輩を羨ましく思うと同時に、絶対に上がって大きな舞台でラグビーをしてほしいと思います。選手として、主務として、そして4年生として、プレーでも、チームの運営でも、4年最後の意地としても、必ず昇格し、チームに貢献できるよう、日々全力を尽くしていきたいと思っています。

HPをご覧の皆さまに一言お願いします 。
 資金や物資、そして声援などサポートいただいているOB、OG、保護者の皆様、サポーターの皆様、いつもありがとうございます。残り2か月、自分も含め4年生を中心に、チーム一同、必ず昇格するという強い思いを持って日々全力で過ごして参ります。残り試合も少ないですが、ぜひ会場に足をお運びください。ご声援のほどよろしくお願いします。