A戦の勇猛果敢なプレーを受け、続けて勝利を収めようと意気込むBチーム。中央大学のキックオフで試合が始まった。

立ち上がりから立教は攻めの姿勢を見せていく。自陣マイボールラインアウトから左右に展開し相手を揺さぶる。WTB津田祥平(4年・東海大仰星)が力強いハンドオフで相手をいなし更に加速、パスを受けたCTB真貝隆平(4年・國學院久我山)が大きくゲイン。SO岡本力哉(3年・中部大春日丘)→FB小林将也(3年・國學院栃木)へのとばしパスが功を奏し、インゴール目前までアタックラインを上げる。SH北山翔大(3年・東海大仰星)からパスを受けたSO岡本が空いたスペースをすり抜け、左中間に先制トライを挙げた。幸先の良いスタートを切ったものの、6分に自陣での相手ボールラインアウトから鋭い連続アタックを仕掛けられ、トライを許してしまう。続く10分、敵陣22m付近相手ボール中央スクラムからSH北山が仕掛け、ブレイクダウンで相手を押し返しターンオーバー。アタックで一気呵成に畳み掛け、SO岡本のショートパントをCTB落合凌平(2年・東京農大第二)がキャッチ。息の合ったプレーを見せ、左中間にトライを決めた。勢いそのままに点差を引き離したい立教はテンポの良い攻撃で仕掛けていく。しかし、立教の思惑とは裏腹に中央は簡単には流れを渡さない。またもや1トライを返され14-12とほぼ互角の展開を繰り広げる。17分、敵陣22m付近でのマイボールスクラムという絶好のチャンスが訪れる。パスとラックを繰り返し前進、CTB真貝が好タイミングでスペースに現れゲイン。パスを受けたWTB藤原大晃(4年・桐蔭学園)がスピードに乗ったランで追いすがるディフェンスを振り払いながら右隅にトライをもぎ取った。FB小林の正確無比なコンバージョンキックも決まり、スコアを21-12とする。しかし、ここから停滞の時間が続く。スクラムを何度も組み、FWが互いの意地を見せつけあう。遂にはボールの主導権を握られてしまうものの、ハイパントのキャッチを皮切りに一気に陣地を進めていく。ディフェンスに絡まれながらもWTB藤原→LO守源(1年・立教新座)とパスを繋ぎ、サポートについていたFL盒興找陝4年・横須賀)が追加点を挙げた。その後も敵陣10mでのマイボールスクラムからチャンスを得た立教であったが得点には繋がらず前半を折り返す。

28-12とまだまだ気の抜けない点差で迎えるハーフタイム。FW・BKで修正点を話し合った後、全員で意思を再統一させ後半に臨む。

ゲームの主導権を握りたい立教は開始3分、敵陣10/22m相手ボールスクラムからこぼれたボールにSH仲川神威(3年・立教新座)が即座に反応しターンオーバーに成功。左から右へワイドにパスを展開、FB小林が右サイドを駆け抜け、ゴール前でパスを受けたLO守がゴールライン中央を割った。立教が流れを手繰り寄せたと思われたが、連続でトライを奪われスコア35-22と中央がじりじりと迫ってくる。追われる立場の立教が再びスコアを動かしたのは26分。敵陣ゴール前中央でのペナルティを受けマイボールラインアウトからモールを形成。FWで押し込みHO石塚大翔(3年・茗渓学園)がタイミングを見計らいインゴールに体をねじこんだ。試合終了間際に執念の1トライを奪われたものの、最終スコア40-34でノーサイドを迎えた。

トライ数が並ぶ白熱したゲームであったが、練習の成果を発揮できたことが白星に繋がった。日々の練習の質を高め、この勝利をいかにして次に繋げるかが成長の鍵となるだろう。新戦力の充実、そして成長に期待しつつ、全員で残りの春シーズンを戦っていく。

文章:立教大学体育会ラグビー部