遂に始まった関東大学春季大会。初戦の相手は昨年度の入替戦で惜しくも敗れた成蹊大学である。シーズンインから今まで積み重ねてきた努力を発揮すべく、平成最後の試合となるこの一戦に全力で挑む。

試合開始直後、小さなミスから先制トライを奪われてしまう。追いつきたい立教は前半5分、成蹊のキックをキャッチしたWTB津田祥平(4年・東海大仰星)からパスを繋ぎ、ボールをもらったCTB岡田和也(4年・川越東)がハーフラインからゴール前まで一気に突破。テンポよくパスを回し、FL金子裕二朗(3年・桐蔭学園)がインゴールに飛び込んだ。しかしその3分後、成蹊BK陣の俊足に追いつくことが出来ず、再びトライを許す。両校一歩も譲らない攻防が続く中、ボールを持ったWTB津田が成蹊のディフェンスを物ともせずゴール前まで突き進み、立教の意地を見せつける。敵陣ゴール前スクラムからボールを回し、SO岡本力哉(3年・中部大春日丘)がトライ。その後成蹊ペナルティからチャンスが生まれるも、点差をつけようと焦る気持ちから小さなミスを犯しターンオーバーされる展開が繰り返され、14-14というスコアを動かすことが出来ないまま、ハーフタイムを迎えた。
自分たちのプレーに自信を持ち、こだわり続けようと臨んだ後半。開始早々敵陣でのディフェンスの時間が長く続くも果敢に挑む姿勢を崩さず、HO野口真郁(3年・立教新座)の突き刺さるタックルにより遂にミスの誘発に成功。敵陣マイボールラインアウトから成蹊ディフェンスの隙を突きCTB岡田がトライ。続けて後半12分、再びラインアウトからボールを繋ぎFB小林将也(3年・國學院栃木)がトライを挙げ、得点を26-14とする。勢いに乗る立教は敵陣ゴール前ラインアウトからLO村田裕太(2年・函館ラ・サール)を核としたモールを形成し猛攻を繰り広げる。トライラインを目前になかなか前に進めない時間が続く中、最後にボールを持ったWTB楢崎彰太郎(4年・國學院久我山)が左サイドを駆け抜けトライに成功。直後のキックオフから怒涛の反撃を受けるも、ミスによるこぼれ球に素早く反応したFB小林が一気に敵陣へ進出し、SO岡本の正確なキックに追いついたWTB楢崎が追加点を挙げた。その後あと一歩のところで得点には繋がらないプレーが多く見られ、スコアを伸ばすことは出来なかったものの、立教の粘り強く強靭なディフェンスが成蹊のアタックを突破させることはなく、40-14でノーサイドとなった。

シーズンインから行ってきた練習の確かな成果を実感すると共に、更なる成長への期待が高まる内容であった。最終目標である昇格を達成するため、現状に満足せずこれからも挑み続ける。

文章:立教大学体育会ラグビー部