対抗戦最終戦から一週間。対戦相手は先週好勝負を演じた武蔵大学。今日が学生生活最後の試合となる選手四年生もいる。来週に控える入替戦に勢いをつけるためにも絶対に負けられな重要な試合だ。立教のキックオフからスタートし、白熱した試合が繰り広げられた。
最初にトライを挙げたのは立教。武蔵のハイパントをキャッチし、パスを展開。そして武蔵ペナルティからクイックスタートしたSH光長浩晟(3年・大分上野丘)が敵陣へと走る。右サイドラックからパスを左へ大きく展開し、HO荘加竜(4年・桐蔭学園)がラインブレイク。アシストについたFB福田涼介(4年・桐蔭学園)がそのまま走り込みファーストトライを決めた。CTB尾池敏志(4年・国学院栃木)のゴールも成功し、7-0と幸先よくスタートを切った。しかし喜んだのも束の間、立教ペナルティとミスにより、武蔵に得点を許してしまう。そこから我慢の時間が続く。24分には武蔵のキックをFL田中博進(3年・獨協埼玉)がチャージし、敵陣22mまで陣地を進めるも、なかなかチャンスを生かしきれない。そして試合が動いたのは前半終了間際、武蔵ペナルティから立教ボールとする。ターンオーバーされるも武蔵がのミスでタッチラインを割り、再び立教ボールとなる。10/22m左ラインアウトからFL坂口朋生(2年・立教新座)を核としてモールを形成。そこからパスを受けたLO谷畑秀紀(4年・國學院久我山)が武蔵のディフェンスを突破、さらにラックからボールを受け取ったCTB尾池が相手を引きずりながらトライラインへ飛び込み得点を挙げた。12-7とワントライ差で前半戦を折り返す。
立教のテンポでラグビーをし、残り悔い無く最後まで走り切ろうと一丸となったハーフタイム。開始早々からアグレッシブに攻め、武蔵大学陣でのプレーに持ち込む。後半5分武蔵のハイパントをキャッチしたWTB大野木慶太(4年・立教新座)がFB福田へパス。相手ディフェンスを抜け独走トライを奪った。しかしその直後に武蔵に得点を奪われ、17-14と追い上げられる。後半11分には武蔵ペナルティからゴール前ラインアウトでモールを形成。ラックからボールを奪ったFL山本開斗(1年・桐蔭学園)が得点を重ねる。21分にもさらに得点を重ね14-29と点差を広げる。敵陣22mまでボールを繋ぎペナルティを誘発。ラインアウトモールでゴール前まで一気にエリアを進める。そして29分、スクラムからボールを持ち出したSH北山翔大(2年・東海大仰星)が右サイドに走り込むWTB栗原慎治(4年・國學院久我山)へ着実にパスを繋ぐ。相手のディフェンスを抜き去りトライで会場を沸かせた。その後は2トライを献上してしまうも、34-26で勝利という結果でノーサイドを迎えた。
四年生を中心として貫禄ある勝利を収めた。来週に控える最終目標の入替戦に繋がる勝利であるとともに、より一層チームの自信と士気が高まる勝利であった。グラウンドに立つ23人だけで無く、スタンドで見守る部員全員が最後の最後まで諦めず、戦い抜き、最終目標「昇格」に向けて全員で立教ラグビーを体現するのみだ。

文章:立教大学体育会ラグビー部