伝統ある同志社大学との定期戦は本年度で73回目を迎えた。勝利に拘りたい大切な一戦とあり緊張感が選手達を包む中、京都府にある同志社大学京田辺グラウンドにて試合開始のホイッスルが鳴り響いた。選ばれた26人の選手たちは他の選手の想いを背負い、80分間勝つために戦い抜くと誓って試合に臨んだ。

 試合が始まると、同志社の勢いのあるプレーと同志社サポーターの応援に圧倒されてしまう立教。あっという間にペースを握られ、同志社ボールの時間が長く続いた。立て続けにモールからのトライを奪われ、点差を広げられてしまう。HO下根光博(3年・立教新座)やLO金子裕二朗(2年・桐蔭学園)がターンオーバーを狙うも得点には繋がらず、畳み掛けるようにトライを奪われ、得点を0-22とされる。その後もWTB藤原大晃(3年・桐蔭学園)やCTB岡田和也(3年・川越東)の必死にボールに食らいつく泥臭いプレーが見られたが、小さなミスが多発しチャンスを活かせず、無得点のまま前半を終えた。
 後半は立教が先にトライしようと意気込んで試合を再開したものの、立教陣での同志社ボールスクラムから一気に攻め込まれ更に追加点を許してしまう。このままで終わるわけにはいかないと、全員が気持ちを一つに前進を試みる。相手のペナルティによりボールの支配権を得ると、FWは決してターンオーバーを許さない粘り強いプレーを繰り広げた。敵陣マイボールスクラムからSH山本大旗(4年・國學院久我山)の瞬時の判断によりクイックスタートすると、皆が待ち望んだ念願の今戦初得点をFB小林将也(2年・國學院栃木)が挙げた。その後、同志社に2トライを献上するも後半20分、テンポよくパスを回し、SO三村真優(1年・東海大仰星)の巧みなキックをキャッチしたFB小林が再びトライ。さらに後半36分にもSO三村→CTB押田空(4年・佐倉)→WTB楢崎彰太郎(3年・國學院久我山)とボールを繋ぎながら快走を魅せ一気に敵陣まで陣地を進め、FB小林がトライに成功した。その後も立教は勢いを絶やすこと無く、SO三村のスペースを突いたキックに追いついたWTB楢崎がインゴールに飛び込んだ。終了間際に1トライを決められ、24-50でノーサイドとなった。

 後半で流れに乗った力強いプレーを見せることが出来たものの、前半の無得点が響き敗戦となってしまった。悔しさの残る内容となったが、シーズンはまだ続いていく。これからの試合では立教の強みを存分に発揮出来るよう、今後も日々の練習に真摯に取り組んでいきたい。

文章:立教大学体育会ラグビー部