昨年まで2年連続、準優勝という結果に終わった立教。今後始まる15人制に繋げるためにも、全員で戦い、優勝するという目標を立て試合に臨んだ。

・立教31-7成城
成城のキックオフで始まった第一戦目。自陣10/22mでボールをキャッチした青木天真(2年・立教新座)から押田空(4年・佐倉)にパス、敵陣10/22mまで大きくゲインするが成城のディフェンスが立教の得点を阻む。前半4分、敵陣ゴール前スクラムから青木が持ち出し、笹本大地(3年・立教新座)にパス。自慢の俊足を活かし、トライラインまで一直線に駆け抜けた。6分には、ハーフウェイ中央スクラムからボールをもらった山本大旗(4年・國學院久我山)がラン。グラバーキックを使い、相手のディフェンスをかわしインゴールに飛び込んだ。
ハーフタイムを経て、立教のキックオフで後半が始まった。0分、相手のミスボールに反応した津田祥平(3年・東海大仰星)がターンオーバー。パスを受けた藤原大晃(3年・桐蔭学園)がそのままトライラインを駆け抜けた。直後2分、成城のアタック。青木が相手にタックルし、ボールをタッチラインに出す。クイックスタートでボールを入れた光長浩晟(3年・大分上野丘)から左に展開、ラックを形成しながら前進し、津田がトライを決めた。さらに2分後、相良隆太(2年・桐蔭学園)の鋭いタックルが相手に刺さり、そのままボールを奪いゴールポスト左にトライを決めた。ラストワンプレーで1トライ返されてしまうが、31-7で試合終了となり、1回戦を勝ち進んだ。

・立教 42-12 成蹊
第二戦目は成蹊大学との勝負となった。涙を飲んだ去年の入替戦の雪辱に燃える選手達はよりいっそう士気を高めて試合に臨んだ。成蹊のキックオフから始まった試合は、楢崎彰太郎(3年・國學院久我山)の自陣22mからの独走トライで動き出す。2分、成蹊のノックオンにて得た敵陣22mでの中央スクラムからパスを受けた押田が敵を蹴散らしゴール目前まで迫るも、成蹊の固い守りに押し戻されターンオーバーを許してしまい、自陣22m付近まで攻め込まれてしまう。しかし再び立教がターンオーバーからボールを取り戻し、じわじわと陣地を回復していく。5分、山本からボールをもらった山口航貴(2年・桐蔭学園)が小回りのきくステップで敵の間をすり抜け、追手をハンドオフで引き剥がし中央にトライ。ゴールも成功し得点を14‐0とする。しかし直後のキックオフから成蹊は猛攻を見せ、素早いパス展開に翻弄された立教は二度もペナルティを犯し、6分には成蹊に右中央へのトライを献上することとなった。点差をつけて前半を終えたい立教。7分、成蹊のキックオフボールをキャッチした山口が自陣10mから独走トライを決め、21‐7で試合を折り返す。後半1分、ターンオーバーからボールを得た立教はパスを展開し小林将也(2年・國學院栃木)が左端を快走。中央にトライし立教は勢いに乗る。3分には岡田和也(3年・川越東)が空中戦で相手に競り勝ちキックオフボールを奪取、パスを繋ぎ笹本が右外を走り抜けゴール中央に飛び込み、スコアは35‐7となる。また5分には成蹊のキックを楢崎が確保し、追いすがる敵をかわし追加点を挙げる。しかし成蹊も易々とやられる相手ではない。ロスタイム1分、最後に立教はターンオーバーによりボールを奪われ、そのまま左端へのトライを許すこととなった。最終スコア42‐12により成蹊に勝利し、立教は決勝へと駒を進める。

・立教33-26青山学院
3年連続で決勝に進出した立教。今年こそ、絶対に優勝を勝ち取りたいと臨んだ14分が始まった。
青山学院のキックオフで始まった前半。開始30秒で先制を許してしまう。直後、山本主将の全員を鼓舞する声がグラウンドに響いた。それに応えるかのように、立教は攻めのラグビーを開始する。青山学院のペナルティにより、ゴール前スクラムとなる。光長からパスを受けた山本が相手を跳ね除け、笹本にパス。快足を魅せ、トライを決めた。直後に青山学院の追加点を許すが、その後のキックオフで立教が魅せる。青木が高身長を活かし、ボールをキャッチし相良にパス。そのまま敵陣22mあたりまで突き進み、最後には笹本が2本目のトライを決めた。青山学院に1トライ返され、19-12でハーフタイムを迎えた。
観戦に来た部員全員がピッチに立つ7人を見守る中、優勝をかけ後半が始まった。
開始早々、青山学院のミスによりスクラムになる。山本を起点に、山口から楢崎へとバックスリーで右へ展開、最後に青木がトライラインを割り、19-19。同点に追いつく。勢いに乗った立教は3分にも山本がトライを決め、青山学院を突き放しにかかる。さらに5分、敵陣10m右スクラム、光長からパスを受けた山口がグラバーキック、相手をかわして回り込んだ藤原がゴールポスト中央にトライを決め19-33となる。終盤はディフェンスに徹した立教だったが、青山学院1本返され、26-33となりここで試合終了となった。
戦った12人はもちろん、応援に来た部員の大きな歓声も力となり、関東大学対抗戦グループセブンズ初の優勝を勝ち取った。春の公式戦の1戦目を優勝という形で終えたことで、5月から始まる春季大会に向けていい流れが出来た。新入生を迎え、新チームとしてスタートした山本組の今後に期待したい。

文章:立教大学体育会ラグビー部