1924年より行われている明治大学との定期戦が、明治大学八幡山グラウンドにて行われた。立教が目標とする対抗戦Aグループで戦う相手に、自分たちの実力はどれほど通用するのか。終始雨が降りしきる中、伝統の一戦が幕を開けた。

 前半開始5分に先制点を奪われるも、立教は低いタックルで必死のディフェンスをみせる。そして15分、敵陣22m/ゴール前ラインアウトからBK中心にパスを繋いで右に展開。FB青木天真(2年・立教新座)からパスを受けたWTB楢崎彰太郎(3年・國學院久我山)が相手ディフェンスの隙を駆け抜けトライを決めた。このまま流れに乗りたい立教だが、立て続けに3トライを許し、スコア5-26とリードを広げられる。しかし、ここから立教の反撃が始まる。30分、相手の連続ペナルティでチャンスを得た立教は、ボールを蹴り出し敵陣22mの左ラインアウトを選択。モールを形成し、LO金子裕二朗(2年・桐蔭学園)がトライ。さらに36分、キックで敵陣深くまで攻め込んだ立教はゴール前ラインアウトで一度はターンオーバーを許すも、WTB山口航貴(2年・桐蔭学園)がインターセプトし左サイドにトライを決めた。SH山本大旗(4年・國學院久我山)のコンバージョンも成功し、スコア19-26で前半を折り返す。
 
 前半で3トライを挙げて、確かな手応えを感じた立教。ハーフタイムでは、7点差を埋めるべく最初のプレーから緊張感を持って臨もうと声を掛け合った。
 
 明治のキックオフで始まった後半、開始早々立教は連続でペナルティを犯しトライを献上してしまう。さらに11分、敵陣ゴール前まで攻め込んだ立教はラックを繰り返し果敢に攻撃を続けるもターンオーバーを許してしまう。雨も強くなり、思うようにボールが手につかずチャンスを得点に繋げることができない立教。しかし16分、相手のラックから出たボールにHO山中奎吾(4年・立教新座)が素早く反応しターンオーバーに成功。SH山本がゲインラインを大きく超えて前進し、CTB岡田和也(3年・川越東)→WTB楢崎と見事なパスワークでトライを決めた。さらなる追加点で相手に詰め寄りたい立教だったが、ペナルティやノックオンなどのミスを繰り返し、3トライを献上。敵陣でのプレーが続き立教が優勢に思われる場面もあったが、小さなミスから相手にトライのチャンスを与えてしまい、最終スコア26-50でノーサイドの笛が鳴った。
 
 ダブルスコアでの敗戦となり、悔しさは残るもののこれからの課題が明確になった今回の試合。2週間後の同志社大学戦で選手たちはどのような戦いを見せてくれるのか、今後の成長に目が離せない。

文章:立教大学体育会ラグビー部