2年前に敗北を喫し、悔しい思いをした関東大学春季大会の3戦目の相手は関東学院大学。強い日差しが差し込む敵地、釜利谷グラウンドにて自分たちのラグビーを全力でやろうと士気を高め臨む。
関東学院のキックオフで試合は始まった。開始早々にモールディフェンスやスクラムで奮闘するも、早速2トライを献上してしまう。前半7分、関東学院大学のノックオンからマイボールとし、敵陣22m左スクラムを形成。関東学院のペナルティを誘い、SH山本大旗(4年・國學院久我山)がクイックスタートする。パスとラックでボールを繋ぎ、ラックからボールを受け取ったFL相良隆太(2年・桐蔭学園)→PR眞壁照男(4年・桐蔭学園)→SO三村真優(1年・東海大仰星)と展開し左サイドへボールをキック。回り込んだWTB山口航貴(2年・桐蔭学園)がキャッチしトライを決めた。スコア5-12とし、さらに点数を重ねたい立教。ミスやペナルティを誘い、ターンオーバーするも、なかなか得点につなげることができない。逆にディフェンスラインを破られ得点を許してしまう。我慢の時間が続く中、立教が再び動く。28分、関東学院のペナルティを誘い、敵陣22m右ラインアウトからLO金子裕二朗(2年・桐蔭学園)がキャッチしモールを形成。その後ラックを積み重ね前へ前へとボールを持ち出す。相手のディフェンスの隙をついたPR眞壁照男(4年・桐蔭学園)が中央にトライを決め得点をあげた。SH山本のゴールも成功し、12-27となる。その後も流れに乗りたい立教であったが、すぐにワントライを献上してしまう。LO金子の鋭いタックルによりマイボールとするもペナルティにより点数に繋げられない。立教のアタックを継続するが得点に繋げられず、12-34で前半を折り返す。
不安定なセットプレーが続き、なかなか自分たちのラグビーができなかった前半。自分達のミスを減らし、頭に描くプレーを実現させれば、必ずひっくり返せる。自分達を信じてやるしかない、と熱い気持ちを胸に、後半に臨む。
後半は序盤から関東学院ボールを接点でターンオーバーする。SH山本のタックルなど好プレーもあったがチャンスを確実に得点に繋げる関東学院に3トライ奪われ、12-51と点差が開いてしまう。しかし19分、敵陣10mマイボール左スクラムからNo.8吉澤一作(4年・本郷)がボールを持ち出す。パスを受けたSO早川亮輔(4年・東京農大二)がCTB中田航央(2年・東海大仰星)へパス。相手のタックルをかわしサポートについたCTB押田空(4年・佐倉)が中央にトライを決めた。その後も立教がフェーズを重ね、後半27分、関東学院ペナルティから、マイボール敵陣22m左ラインアウト。ボールを左右に展開して確実にパスで繋ぎ、ゴールラインへ近づく。左中間ラックからボールを受けたPR眞壁がSO早川へパス。関東学院のタックルを素早いステップでかわし中央へトライを決めた。相手のペナルティも多く得点を重ねたい立教だったがチャンスを逃しディフェンスの隙をつかれ、さらに3トライを許してしまった。最終スコア26-75としてノーサイドの笛が鳴った。
先週好敵手成蹊大学に圧勝を収めたものの、関東学院大学戦は大敗という結果となった。この敗北を次にどうつなげていくのか、課題である。残りの春シーズンも立教らしいアタッキングラグビーを貫き、勝利の笑顔が咲く姿を楽しみにしたい。

文章:立教大学体育会ラグビー部