大差をつけての勝利となったA戦。続くB戦では一人一人が勝利に貪欲になって戦おうと試合に臨んだ。

立教キックオフで始まった前半。開始早々から敵陣でのプレーが多く、相手のミスも続き何度もゴール前まで攻め入るものの後一歩及ばずトライを取りきれない。逆に16分、20分と立て続けに成蹊にトライを許しスコア12-0と一気に離されてしまう。チャンスをトライに繋げたい立教は23分SH光長浩晟(3年・大分上野丘)が魅せる。相手のノックオンから敵陣22メートル立教スクラムとなると、SH光長がスクラムからパスを受け俊足を活かしそのままサイドを走り抜けトライを決める。しかし喜びもつかの間、相手にディフェンスの隙を突かれ再びトライを許してしまう。相手ボールに食らいつき成蹊の連続ペナルティーで一気にゴール前まで前進、ラインアウトから得点を狙うものの細かいミスが続き得点に繋げることができない。点差を縮めて前半を終えたい立教、何度も諦めずチャンスを狙い続けると34分、WTB藤原大晃(3年・桐蔭学園)が自陣10メートル付近で相手の動きをよみインターセプトすると、何人ものディフェンスを抜き去る快走でそのまま右端にトライ。スコアを12-19と点差を1トライ差に縮め前半を終える。
今週のターゲットを意識しながら、勝ちにこだわり試合をしようと迎えた後半。前半とは一変し、終始立教が主導権を握る展開となった。後半7分、成蹊のラインアウトミスから敵陣22メートル付近での立教スクラムとなる。スクラムからBK中心にテンポの良いパスを回しWTB津田祥平(3年・東海大仰星)がタッチラインギリギリを力強いランで走り抜け左端にトライを決め、ついに同点に追いつく。さらに15分相手のキックボールを敵陣10メートルでWTB藤原がキャッチすると、華麗なステップでディフェンスをかわしトライラインを駆け抜け、スコア26-19となる。点差を引き離していきたい立教は一つ一つのチャンスを大切に丁寧にプレーしていく。24分相手キックがタッチとなり敵陣10/22メートルラインアウトのチャンス、モールを形成しそこから飛び出したHO下根光博(立教新座・3年)がディフェンスの隙をつき左端へトライを決める。さらに28分にはFL中野晴仁(城南・3年)が相手のミスボールに素早く反応しターンオーバー、パスで展開するとまたもやWTB津田がディフェンスを次々とかわすランでゲインしそのまま左端にトライを決める。31分にもWTB津田は敵陣10/22メートルのラックからボールを持ちだすとディフェンスの当りに負けない粘り強い走りで左ポール下にトライを決めハットトリックに成功する。成蹊に反撃の隙を与えることなく、立教の勢いは試合終盤までも続く。36分にはFWが敵陣ゴール前ラインアウトからピックアンドゴーで相手を押し進み、LO坂口朋生(2年・立教新座)が左ポール下にボールを押し込みトライ。ロスタイムにはBKの見事なサインチョイスでディフェンスをかわすとまたもやWTB津田がパスを受けそのままゴールラインを駆け抜けた。スコアを57-19としノーサイドの笛が鳴った。

A戦に続き快勝となったB戦。後半の見事な逆転はチームにも選手それぞれにも確実に自信をもたらすものとなった。しかしこの結果に満足することなく、次の目標に向け明日からまたチーム一丸となって練習に取り組んでいきたい。

文章:立教大学体育会ラグビー部