今シーズン最後のC戦、思いっきり最後まで楽しんでプレーしようと迎えた試合であった。

立教キックオフで始まった前半、早速立教がスコアを動かす。ルースボールをキャッチした立教はパスを回しながらアタックラインをあげるとWTB津田祥平(2年・東海大仰星)とCTB中田航央(1年・東海大仰星)の見事なパスワークでディフェンスを抜きCTB中田がそのまま右端トライ。ゴールも決まりスコア7-0とする。先制点を取った立教はさらに得点を重ねる。6分、ハーフウェイでの武蔵ペナルティからクイックスタート、パスを受けたWTB津田が華麗なランでディフェンスを抜きそのまま左中央トライ。さらに11分、相手のキックをキャッチし、展開するとWTB津田が粘り強い走りでゲイン、そこからパスで繋ぎWTB佐々木穂波(4年・浦和)が左サイドを駈けぬけそのままゴールラインを割る。14分にはBKのファーストアタックで大きくゲイン、さらに相手のペナルティからゴール前ラインアウトのチャンスを得るとラインアウトからモールを形成、強いバインドと掛け声でゴールへ押し込みHO石塚大翔(1年・茗渓)が左端トライ。4回連続でのトライを決めた立教は武蔵との点差を広げ大きくリードする。このリードを守ったまま試合を進めたい立教であったが、一瞬の隙を突かれ得点を許してしまう。アタックではパスとラックでじわじわと攻め、一人一人の力強いプレーによって確実に前進していく。前半終了までにさらにトライを決めたい立教は、ねばり強いプレーを見せる。38分、CTB松下隼也(4年・獨協)がパスを受けるとHWから敵陣22メートル付近までレッグドライブ、大きくアタックラインを上げた立教は相手の隙をつこうとパスを回しゴールに迫る。NO.8山下太靖(1年・函館ラ・サール)が上手くディフェンスをかわしながらパスを受けそのままグラウンディング。スコア29-14として前半を終えた。

大幅にメンバーを交代し迎えた後半、またもや先制点は立教であった。武蔵ペナルティから敵陣22メートルラインアウトとなるとモールを形成、そこから飛び出したHO野口真郁(1年・立教新座)がゴール前までボールを運ぶと、NO.8Christoffelez david(1年・Waverley Christian college)がラックからピックしてトライ。しかし、喜びもつかの間、武蔵にトライを許してしまいスコア36-21とし、再び点差を縮められてしまう。じわじわと追いついてくる武蔵に対しNO.8 Davidがインターセプトしディフェンスを抜きながら10mまでゲインするプレーやBKのテンポの良いパスでWTB斎藤広騎(1年・東京農大第二)がラインブレイクするなどチャンスとなる機会は訪れるもののなかなか得点まで結びつけることができない。ディフェンスではゴール前でのピンチに声を出しながら果敢に立ち向かうものの一歩及ばずトライを献上。しかし最後まであきらめない立教はCTB荒井悠也(3年・立教新座)の素早い戻りとナイスタックルによって武蔵のトライを防ぐプレーや、タックルで相手をタッチに出しマイボールにする力強いプレーを見せ、最後まで一歩も譲らない展開となった。ラスト10分、相手のアタックを抑えきれずトライを許し、スコア36-31。5点差を何とか守り切ろうと声援も大きくなる中、メンバーはすべてを出し切り、ついに最終スコア36-31として試合終了のホイッスルがなる。

シーズン最後のC戦が終了した。しかしこれでCチームのメンバーのシーズンが終わったわけではない。あと1週間入替戦に向け一人一人がどれだけ覚悟を決めて練習に取り組めるかがチームの目標である「昇格」を達成するのに重要となる。12月16日、スタンドで入替戦を見守る部員が、どんな大きな声援を送り、チームためにどんなサポートをするのか、最後の1秒まで見届けたいと思う。

文章:立教大学体育会ラグビー部