接戦を制した明治学院大学戦の勝利から1週間。チーム力の底上げを図るため、青山学院大学との練習試合が青山学院緑ヶ丘グラウンドで行われた。
立教大学のキックオフで始まった前半。開始早々青山学院のペナルティによりゴール前スクラムになる。No.8清水健吾(3年・立教新座)がボールをキープ、スクラムで相手を圧倒し、そのままファーストトライを奪った。さらに8分青山学院のノックオンからボールを獲得。ハーフウェイ左スクラムから右に展開、パスを受けたFB床田聖悟(2年・桐蔭学園)が大きくラインブレイクし前進する。その後ゲインを重ね、最後LO小島健太朗(4年・函館ラ・サール)がオフロードパスを受けトライし、14-7となる。しかしその直後、立教のペナルティから自陣深くまで入り込まれる。ゴール前で必死にディフェンスを続けるが一瞬の隙を突かれトライを献上する。一進一退の攻防が続く中、立教が動いた。キックカウンターから大外にパスを展開、パスを受けたCTB押田空(3年・佐倉)がステップで相手を翻弄し、ラインブレイク。そのままインゴールへと持ち込んだ。その2分後、立教がペナルティを取られ、自陣22mまで攻め込まれるが、相手ラインアウトのボールを立教が獲得し、ボールを外に展開。CTB平間大貴(2年・立教新座)からオフロードパスを受けたWTB笹本大地(2年・立教新座)が自ら蹴ったチップキックをキャッチしゴール前に迫る。FB山本暁稔(4年・桐蔭学園)がグラウンディングに成功し、28―14となる。29分立教のディフェンスにより相手のペナルティを誘発。スクラムを選択しFWがスクラムを押し込む。一度ラックを形成するも、FL相良隆太(1年・桐蔭学園)がゴールラインにボールを押し込んだ。しかし青山学院も奮闘し、トライを返され35―26でハーフタイムに突入した。
この時間を利用し、実際にディフェンスのポジショニングを確認した立教。後半もこのままリードを保ち勝ちきれるのか。
 後半開始早々、またもや自身のペナルティによりトライを奪われ、35―33と迫られる。直後の3分だった。青山学院のオブストラクションによりペナルティが与えられ、敵陣22mまで前進。左スクラムで相手を押し、ボールをキープ。ラックを形成し、SO市川大喜(4年・國學院久我山)からパスを受けたLO小島健太朗が相手のディフェンスをすり抜けトライを決めた。立教は果敢にアタックを続け数的優位をつくるも、あと一歩のところでパスが通らない。またペナルティやミスが目立ち、中々点数に繋がらない。一方、青山学院は後半も勢い衰えず、2トライを返され、最終スコア42―47でノーサイドとなった。
 今回勝利は掴めなかったが、新たな課題が見つかった一戦となった。この敗戦で下を向く者はいなかった。1つの練習に対して全員が真剣に取り組もうと再度誓った。入替戦まで残り2週間。どこまで成長し続けられるのか楽しみである。

文章:立教大学ラグビー部