関東大学対抗戦Bグループ最終戦、迎え撃つ相手は明治学院大学。
対抗戦Aグループ昇格に向けて、絶対に負けられない試合だ。多くのサポーターが見守る中、明治学院のキックオフで試合が始まった。

始めから気迫溢れる明治学院の攻撃におされて前半2分、早々に1トライを決められてしまった。その後、果敢に攻め続けてボールを進めるも相手のキックで押し戻されるという攻防戦が続く。しかし6分、明治学院のペナルティから立教に良い流れがやってきた。敵陣10mラインアウトからLO玉川健二郎(2年・大東文化第一)が大きくゲインし、その後パスを受けたHO山中奎吾(3年・立教新座)が相手のペナルティを誘発。相手にキックされ1度は自陣に押し戻されるも、CTB福澤瑛司(4年・茗渓学園)がディフェンスの隙を突いて大きく前進。敵陣10mまで攻め込んだ。さらに、相手の連続ペナルティによりゴール前まで前進した立教は16分、中央スクラムからパスラックを繰り返しPR柳紀行(4年・立教新座)がトライ。流れを掴んだように思われたが、直後の19分、自陣ゴール前でターンオーバーされトライを許してしまった。しかし、立教は焦ることなくここから自分たちのペースを作っていく。25分、相手ボールラインアウトでLO横山大悟(4年・立教新座)が上手くボールをはじき、すかさずSH山本大旗(2年・國學院久我山)がキャッチ。パスを受けたPR柳がそのまま本日2度目のトライを決めた。また33分、自陣10mラインアウトからパスを繋いで左に展開。SO早川亮輔(3年・東京農業大学第二)が大幅にゲインするも、パスミスによりターンオーバーされてしまう。チャンスを逃したように思われたその時、FL吉澤一作(3年・本郷)が相手のキックボールをチャージ、自らキャッチしてそのままトライを決めた。再び突き放したところで前半を折り返す。

このままの流れで点差を広げたいところであったが、後半2分、明治学院の勢いに押されて1トライを献上してしまう。このまま点差を縮められてしまうと思うほどに相手の勢いは激しかったが、ここから状況は一変。14分、ゴール前スクラムにおいてFWが意地を見せ、認定トライを獲得。さらに22分、SO早川が相手のディフェンスをかわし、ハーフウェイ付近からの独走トライを決めた。スコアは33-22となり、なんとしても逃げ切りたいところである。しかしその思いとは裏腹に、立教は立て続けに反則を犯して2トライを献上してしまう。点差はたったの4点、残り時間は5分、会場全体が明治学院の雰囲気にのまれる中でもひたすら立教は声を出し続けた。

ロスタイムは2分。明治学院が最後の反撃に出るも立教は必死のディフェンスでゴールラインを守り続け、ラック内ターンオーバーで得たボールをタッチに蹴り出したところでノーサイドの笛が鳴った。

最後にピンチを迎えたものの、勝ち取った対抗戦Bグループ優勝。しかし、目標は入替戦に勝利しAグループに昇格することであり、未だ通過点に過ぎないのだ。12月16日。決戦の時は刻一刻と迫っている。立教大学ラグビー部は一丸となって最後の3週間に挑む。

文章:立教大学ラグビー部