対抗戦第5戦。対抗戦も終盤に差し掛かり、両チームに緊張が走る。雨が激しく降りしきる中、立教ボールで始まった。 開始2分、テンポよくパスを回し早々にペナルティを誘発する。敵陣ゴール前でボールを得た立教はラインアウトからこぼれたボールをFL工藤大地(4年・流通経済大柏)が掴み取り、SH山本大旗(2年・國學院久我山)を起点に全員で丁寧につなぎ、FL工藤がラックから一橋DFの隙を見つけて突き攻め込む。その後SH山本が一橋のDFをかわし、中央にトライ。7-0とし、先制に成功する。9分、ラックからボールを持ち出したSH山本が一橋の空いたスペースにボールを蹴り込む。一橋にボールを取られるものの、FWが奪い返し、そのままLO横山大悟(4年・立教新座)が左サイドにトライを決める。しかし直後の12分、自陣22m中央でペナルティを献上し、ショットを選択した一橋がゴールを成功させ、12-3とされる。点差を広げたい立教はWTB丸山敬史(4年・川越東)や早川亮輔(3年・東京農大第二)のタックルによってターンオーバーするもなかなか得点につなげることができず、苦しい時間が続く。スコアが動いたのは30分。自陣10/22m立教ボール左スクラムからNo.8増田智佳朗(4年・桐蔭学園)がボールを持ち出した。一橋のDFをよく見ていたSH山本がラックから持ち出し、DFラインを突破。PR柳紀行 (4年・立教新座)→WTB丸山が勢いよくサイドを駆け抜けるもゴールライン寸前で一橋に追いつかれ、ノックオン。これをものにしたい立教は、一橋スクラムを圧倒してターンオーバー。直後のスクラムでもペナルティを誘発し、再びスクラムで押し込み、No.8増田がトライを決める。17-3とし、ここで前半を折り返す。
ハーフタイムでは、BK、FWででた改善点を共有。お互い協力しながら攻め込み、走り勝とうと話した。
後半は序盤から一橋のキックに押され、 自陣に攻め込まれる。7分、自陣ゴール前立教左ラインアウトでボールを奪われトライを許す。17-10となり、一橋の雰囲気にのまれ、なかなか流れを取り戻しきれない立教は、焦りも募り、立て続けにペナルティを犯してしまう。しかし16分、反撃に燃える一橋にゴール前でノックオンを犯させ、勢いに歯止めをかける。自陣ゴール前左スクラムから持ち出したSH山本の走りとキックがチームに勢いをつける。19分、一橋のペナルティによりボールの主導権を得た立教は、敵陣立教左ラインアウトをNo.8増田がしっかりと掴み、モールを形成。左サイドへ早いパスを展開し、飛び込んだWTB丸山がトライを決める。コンバージョンも成功し24-10とする。その後ペナルティーゴールを入れられるも、粘り強い走りとパスワークで果敢に攻め込み、敵陣ゴール前での一橋のペナルティによってチャンスを得る。スクラムをチョイスし、FW8人円陣を組んで気合いを入れ直す。スクラムを圧倒し一橋のペナルティを誘い、認定トライへと持ち込み、31-13とする。さらに勢いに乗りたい立教だったが、一橋の強固なDFに阻まれ、互いに譲らない攻防が続く。ラックを重ねながら徐々にゴール前に攻め込むもなかなか追加点を決めきれず、最終スコア31-13でノーサイドの笛が鳴った。
早稲田戦勝利を飾り、プレッシャーのかかる中での試合だが、無事に勝利を収め、入替戦へ一歩また近づくことが出来た。先週末でジュニア選手権大会も終わり、4年生に残された試合も残り僅かとなった。これから入替戦に向けて着実に白星を重ねるためにも、一人一人が1つ1つの言動、プレーに責任を持って最終戦まで闘い抜きたい。

文章:立教大学体育会ラグビー部