眩しいほどの日差しが照りつける中行われたこの試合。相手の日本大学は昨年の春季大会でA戦・B戦ともに敗戦を喫しており、残る試合に弾みをつけるために何としても白星を掴みたい一戦だ。
 日本大学のキックオフで始まった前半。開始から両チームともにターンオーバーが続く一進一退の展開となった。そんな中、試合が動いたのは前半11分。相手のこぼれ球にすかさず反応したLO鈴石陽介(4年・安積)がNo.8森將貴(4年・立教新座)に上手くパスを繋ぎゲインラインを突破。そのまま中央に独走トライを決め先制点を挙げると続く20分、力強い攻撃で相手のペナルティを誘発し、日本大学陣のゴール前スクラムからラックを繰り返し、押し込んでトライ。ここから立教の猛攻撃が始まる。28分、日本大学陣22m左ラインアウトよりモールを形成。FL相良隆太(1年・桐蔭学園)がボールを持ち出しトライ。さらに30分、相手のキックオフからボールを得るとフェイズを重ねながら徐々に前進する。FL相良が大きくゲインラインを突破し、FL若林稜大(4年・本郷)にパスを繋ぐとそのまま相手のディフェンスをかわし40mの独走。一度は相手に捕まってしまうものの、SO市川大喜(4年・國學院久我山)が蹴ったボールをWTB笹本大地(2年・立教新座)がゴール前でキャッチし中央にトライ。コンバージョンも成功し、28-0と日本大学を突き放す。立教の勢いは止まらず、さらにこの勢いが相手にプレッシャーを与える。立教陣10/22m中央スクラムからSH佐藤竜星(4年・國學院久我山)のキックでボールを敵陣に持ち込むと、CTB押田空(3年・佐倉)の強靭なタックルが突き刺さる。相手がこぼしたボールにFL若林がすかさず反応し、スピードある走りを見せ右隅に独走トライ。立教の怒涛の攻撃によりスコアを35-0として前半を折り返す。
 練習の成果をだすために、連続アタックを意識しようと臨んだ後半。後半も先にスコアを動かしたのは立教であった。4分、日本大学のペナルティによりチャンスを得た立教は、日本大学陣ゴール前中央スクラムで押し込みPR吉田悠希(3年・立教新座)がトライ。さらに11分、またも日本体育陣22m左ラインアウトからモールを形成し押し込んでHO荘加竜(3年・桐蔭学園)がトライ。FWの好プレーにより連続トライに成功した立教の勢いはまだまだ止まらない。全員で体を当て続け敵陣に攻め込んだ立教は18分、22m左ラインアウトからSH北山翔大(1年・東海大仰星)が相手のディフェンスラインを上手く切り抜け、FL相良にパスを繋ぐ。そのままポール下にトライを決めた。直後22分、立教は立て続けにペナルティをとられ自陣ゴール前まで攻め込まれる苦しい展開。しかしこのままで終わらないのが立教である。相手のミスにSH北山が素早く反応し、自陣22m付近でターンオーバーに成功。パスを受けたLO小島健太朗(4年・函館ラ・サール)が大きくゲインし、FB福田涼介(3年・桐蔭学園)にパスを繋いでそのままトライ。さらに点差を広げることに成功。このまま完封勝利を目指す立教。しかし日本大学も簡単にはそうさせてはくれない。29分、立教は痛恨のペナルティをとられ、ゴール前まで追い込まれてしまう。チャンスを得た日本大学は、これを活かそうと次々に攻撃を仕掛けてくる。果敢にタックルし諦めずにディフェンスを続けるものの、隙を突かれて立て続けに2トライを献上してしまった。このままで終われない立教は、キックオフから日本大学が再びゴール前まで攻めてくるものの、最後の力を振り絞りピンチを切り抜ける。38分、日本大学の連続ペナルティによりじわじわとゴール前まで攻め込んだ立教は、右ラインアウトからラックを繰り返して左に展開。FB福田がポール下にトライを決め、最終スコア68-12としてノーサイドの笛が鳴った。
 惜しくも完封勝利を逃したものの、Bチームにとって自信のついた試合であることは確かである。また、1年生の活躍も多く見受けられ、皆終始ボールを追い続けた。今後の試合にさらに期待が高まる。

文章:立教大学ラグビー部