11月16日、時折冷たい小雨に降られるこの日、ついにジュニア選手権も最終戦となった。
相手は春に15-34で敗北した筑波大学。対抗戦でも勝利叶わずに敗戦したAチームの応援を背に、立教ジュニアチームの最後の戦いが始まった。

立教のキックオフ。
前半開始から立教は筑波の重量感ある攻撃に苦しめられた。
筑波にボールが渡ると一気にゲインを許してしまい、FB渡邉達也(2年、山形中央)がタックルに入ってとめようとするものの早くもペナルティを犯し、ゴール前まで迫られる。そしてまた立教のペナルティ。
自陣ゴール前での連続ペナルティにより窮地に立たされる。

前半3分、 タッチへのペナルティキックで自陣ゴール前からの筑波ラインアウトよりモールを形成、ラックにもち込みSHから展開していこうとする。
しかしHO海老原一之(4年、佐倉)がインターセプトしてターンオーバー、このまま走れ!と周りが沸いたのもつかの間、その後にペナルティをとられ、さらなるピンチにさらされるが直後の筑波のペナルティに救われた。
自陣22mでのマイボールラインアウトを蹴りだすが22mラインでタッチ。筑波ラインアウトからの攻撃となる。ラインアウトモールを押され、直後のラックからSH→SOとつなぎ筑波SOにディフェンスラインを突破される。立教はひたすらタックルに入り止めようと走るが高いパスを放られ、ゴール左隅にパスを受けた筑波FBが走る。WTB大熊政寛(4年、國學院久我山)が飛び込んだが間に合わず先制トライを奪われた。

さらに前半12分、立教のオフサイドから自陣ゴール前での筑波ラインアウトへ。モールを押され、押し返せずそのままモールトライとなる。

その後10分は耐え忍ぶ時間帯となる。なんとか敵陣深くへ入りたい立教だったが、ハイパントを使って攻めようとしてもボールを得た筑波は入り込ませまいとタッチへ蹴りだし、敵陣10m以上へはなかなか入り込めない。
そんな中でもWTB大熊政寛のタックルは冴え、何度も筑波BKの突破を止めた。

しかし前半開始から23分、さらに点差は開く。
自陣22mでのマイボールラインアウト。高すぎたスローは大きく外れ、ターンオーバーされてそのままゴールラインへ走られた。ゴールキックも決められて0-19となる。

その後29分にもペナルティからのクイックスタートで一気にゴール前まで入られ止められずにトライ、33分にもペナルティから敵ラインアウトでモールトライをとられるなど点差をつけられていく。
今シーズン初出場のLO福田大(1年、東福岡)が魅せたモールでのターンオーバーなどは観客を沸かせたが、筑波のモールは重く、押されるままにトライを奪われるなどの場面が目立った。

前半獲られた5本のトライを取り返してやろうと意気込み、後半へと挑む。

しかし開始1分でモールトライを決められてしまう。
キックの精度が落ちてダイレクトとなってしまうなど、流れが悪くなってしまう。そんな中FL関戸英資(3年、國學院久我山)やCTB太田恭輔(4年、立教新座)のナイスタックルが筑波の猛攻を止める。ノットロールウェイの反則を取られることも多くあったが積極的なディフェンスを見せた。

後半開始から18分、自陣ゴール前でのマイボールスクラムでターンオーバー、FL関戸英資のタックルが刺さるが展開され、筑波SOにゴールラインへ飛び込まれる。トライかと思いきやノックオンとなるが、まだ安心できるような状況ではない。ゴール前でのマイボールスクラムを押され、パスミスからノックオンしてしまう。ゴール前で筑波にボールを渡してしまい大ピンチに。乗り切りたい立教だったがスクラムトライを押し獲られてしまった。

後半はペナルティを多くとられ、そこから筑波に有利にゲームを進められてしまっていた。マイボールからボールを継続できず、防戦一方の立教。
焦りからかミスも目立ち、オフサイドを犯すなど悪い流れを断ち切れぬままノーサイドとなる。

後半とられたトライは6本。さらに重ねたペナルティは9個。
結果0-69で敗北。ジュニアでの最多失点となった。

すがすがしい気持ちで終われる最終試合とはならなかったが、この結果を胸に必ず来年こそはカテゴリー2への昇格を果たして欲しい。

文章:立教大学ラグビー部