関東大学春季大会も残すところ2試合となった。本日の試合は、昨年度の対抗戦で15-61と大敗を喫した日本体育大学戦。昇格を目標に掲げている立教としてはどうしても勝ちたい一戦だ。

試合開始早々、立教陣でのプレーが続く。 前半開始4分、自身のペナルティから立教陣ゴール前のラインアウトに持ち込まれる。ゴール前で粘り強いディフェンスを見せるが相手のテンポの良いパスを止められず、先制トライは日本体育大学があげた。しかしその後8分には相手のノックオンによりマイボールスクラムとなり、日本体育大学陣ゴール前左から右に展開、最後はPR吉田悠希(2年・立教新座)がトライ。スコア7-5と逆転するが、一歩も引かない日本体育大学にペナルティゴールを決められ、スコア7-8となる。その後も日本体育大学にトライを決められ点差を離されるが、チャンスは16分に訪れた。日本体育大学陣に攻め入っては立教陣まで押し戻される我慢の時間が続くものの、立教陣10m地点でボールを得たWTB山田雄大(3年・桐蔭学園)が相手ディフェンスを抜け、自らキックしたボールをそのままトライ。スコア14-15と1点差に迫った。その後お互いに1トライずつ決め、スコア21-22。もう1トライ欲しい立教は、果敢なディフェンスによりペナルティをさそい、日本体育大学陣10m地点までボールを持ち込むも、それを活かしきれずスコア21-22のままハーフタイムを迎えた。

後半は立教の風下。キャプテンを中心に「走り勝つ」と意思統一したハーフタイムを終え、立教のキックオフから後半が開始された。
後半開始直後は立教陣でのプレーが続いてしまう。しかし相手のペナルティからSO御苑剛(4年・桐蔭学園)がゲインし、相手陣ゴール前まで押し進める。ラックを繰り返しながらじりじりと攻め続け、最後にボールを持ったNo.8増田智佳朗(3年・桐蔭学園)が中央にトライ。スコア28-22とし、ついに逆転となる。
このまま流れを自分のものとしたい立教は、自陣ゴール前相手ボールのプレーも粘り強いディフェンスにより日本体育大学の流れとさせない。16分に日本体育大学にトライを奪われてしまうが、その後18分にはLO若林稜大(3年・本郷)がトライを奪い返し、一歩も譲らない。
しかし、26分にトライを奪われスコア35-36になると、なかなか点数が動かない。逃げ切りたい日本体育大学と、どうしてもトライを奪いたい立教が何度も攻守を入れ替え、激しい攻防戦となる。しかし38分時点で日本体育大学がペナルティを連発し、流れは確実に立教のものとなる。後半の試合時間は40分をまわり、スコア35-36の立教1点ビハインドでラストワンプレー。日本体育大学陣22m地点まで攻め入り、再度相手のペナルティとなる。日本体育大学陣ゴール前のラインアウトからモールを形成し、No.8増田が遂にトライ。スコア40-36とした逆転トライと同時に、ノーサイドの笛が鳴った。

前半の勢いをそのままに、後半もお互い集中を切らすことなく何度も逆転を繰り返した試合となった。昇格という目標に一歩ずつ近づいているということを実感する一戦であったが、決してここで満足することなく、これを良いステップとして立教は次を見据える。

文章:立教大学ラグビー部