1924年より行われている明治大学との伝統の定期戦が、明治大学八幡山グラウンドにて行われた。対抗戦Aグループの相手にどこまで自分たちが通用するのか、注目の一戦だ。日差しが強く照り付ける中、試合は明治ボールから始まった。

試合開始早々、立教のペナルティにより明治にチャンスを与えてしまい、立て続けにトライを3本奪われる。自陣でのプレーが続き明治のペースに飲まれてしまう。しかし前半12分、立教の粘り強いディフェンスにより明治のペナルティを誘う。FB福田涼介(2年・桐蔭学園)がペナルティキックで自陣10mから蹴り、敵陣ゴール前まで陣地を回復する好機を作り出す。その後立教は敵陣ゴール前右ラインアウトからLO若林稜大(3年・本郷)がキャッチしモールを形成すると、そのまま押し込み右隅にトライ。スコア5-15とし、ここから更に得点を重ねたい立教。しかし16分と24分にトライを献上してしまう。悪い流れを断ち切ろうと立教はプライドを見せる。36分、自陣ゴール前立教スクラムよりNo.8増田智佳朗(3年・桐蔭学園)がボールを持ち出し、SO御苑剛(4年・桐蔭学園)→WTB山田雄大(3年・桐蔭学園)へパスを右に展開。WTB山田からFB福田へオフロードパスが繋がり、自陣10mまでエリアを稼ぐ。その後ターンオーバーされるも、LO小島健太朗(3年・函館ラ・サール)が何度も果敢に体を張ってディフェンスをする。また39分、自陣10m左ラインアウトよりボールを右に展開、CTB出浦和馬(3年・桐蔭学園)からパスを受けたWTB山田が、自陣15m付近から敵陣ゴール前まで俊足を活かしステップを踏みながら駆け上がるも、ノックオンとなりトライを取り切れずスコア5-27でハーフタイムを迎える。

自信をもって強気でいこうと声を掛け合い、選手とスタッフ全員で心を“One”にし後半に挑んだ。後半開始直後、早速明治のペナルティからチャンスを得た立教は、自陣22m右ラインアウトよりフェイズを重ね徐々に前進。FB岩崎雄也(4年・桐蔭学園)からパスを受けたWTB松下隼也(3年・獨協)がライン際を駆け上がり、敵陣に深く切り込む。再びラックを形成し、そこに駆け込んだPR玉川光太郎(3年・本郷)が2人のディフェンスを弾き飛ばし右中間にトライを挙げ、10-27となる。また3分には、敵陣10mラインアウトよりパスを右大外に回しBK陣が突破を図るも、FB岩崎からラストパスが繋がらず、惜しくもトライは取り切れない。17分にはHO工藤大地(3年・流通経済大柏)とFL荘加竜(2年・桐蔭学園)が相手のアタックを阻止する場面もみられた。しかしその後は明治の勢いを止めきることが出来ず、我慢の時間が続き最終スコア10-79で試合終了の笛が鳴った。

立教の攻撃を発揮できず、悔しい結果となった今回の試合。しかし随所にタックルなど光るプレーもみせた。今一度自分たちを見つめ直し、残りの春シーズンはしっかりと課題に向き合い、成長していきたい。

文章:立教大学ラグビー部